宗教科教育法I
神学部
THE68500
コース情報
担当教員: 片山 はるひ
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 月4
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
10%
授業参加
10%
リアクションペーパー
30%
レポート
40%
小テスト等
10%
その他
2020年までの宗教科教育法Ⅰとは,内容が異なるため,受講希望者は受講できるが,同じタイトルであるため,追加の単位にはならないことに注意すること。
0%
詳細情報
概要
宗教科教員として,自らの霊性についての知識と体験を深めることができるように,演習を多く取り入れて宗教科教育法全体の基礎作りを行う。また,ミサや礼拝を実際に行うためのスキルを具体的に身につけることができるようにする。後半は,子どものキリスト教教育に例をとり,実践への参加を通して,自らのキリスト教理解を深めると同時に,キリスト教教育の伝達手段の技能を具体的に学ぶ。この後半部分では子どものキリスト教教育の現場の教員をゲストで招いて授業を行う。
目標
1)自らの宗教観,霊性を確認し,それを言語化できるようにする。 2)キリスト教の人間観についての知識を学び,それを自分の言葉で表現できるようにする。 3)広義の礼拝,祈りとミサについて学び,演習の形でミサの準備や学校行事としてのミサを執り行うことができるようにする。 4)宗教科教員としての聖書の読み方,キリスト教の知識や価値観の伝達の方法を身につける。
授業外の学習
1)小課題として出される宿題(ミサについて,祈りについて学習など)の準備。 2)レポート作成のための参考文献の読書と分析,そしてレポートの執筆。
所要時間: 190分以上
スケジュール
- イントロダクション: キリスト教教育とは?
- キリスト教人間観:キリスト教人間学の視点。
- 宗教科教員の霊性(1)聖書とのかかわり
- 宗教科教員の霊性(2)信仰
- ミサと礼拝(1)その歴史と意味
- ミサと礼拝(2)演習
- 祈りの演習(1)理論と実践
- 祈りの演習(2)理論と実践
- カテキズムについて
- キリスト教教育の実践(1)子どものキリスト教教育を例として 担当:松本美香子先生
- キリスト教教育の実践(2)子どものキリスト教教育を例として担当:松本美香子先生担当:松本美香子先生
- キリスト教教育と聖書(1)理論
- キリスト教教育と聖書(2)理論
- まとめとふりかえり
- 授業で指示された参考書に基づく個人研究。
教科書
基本的にはプリント教材を用い,参考書は授業時に適宜紹介する。
参考書
書籍情報はありません。