性の倫理
神学部
THE64400
コース情報
担当教員: 竹内 修一
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 木1
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
20%
授業参加
10%
リアクションペーパー
20%
レポート
50%
その他
1.授業への積極的参加(出席,授業参画,リアクション・ペーパー)を重視。 2.毎回,出席を取る。 3.毎回,リアクションペーパーを提出。 4.4回以上の欠席は,F。 5.学期末にレポートを要求(2~4の最低基準を満たしていることが条件)。
0%
詳細情報
概要
1.人間は人格的存在といわれる。その人間の成長において,性(sexuality)は,重要な位置を占める。 2.この性に関して,キリスト教の観点から考察する。 3.取り扱うテーマ:いのちの尊厳,方法論とその源泉(特に聖書),性と結婚,性差と性的志向,性と暴力。 4.授業は,講義と討議によって進める。 5.学部二年生以上。
目標
以下の諸点についての理解: 1.いのちの尊厳とその根拠。 2.人格としての性。 3.言語として性。 4.性の多様性。 5.性と結婚。
授業外の学習
1.次回授業の参考文献・資料を読み,授業に参加。 2.授業後,リアクション・ペーパーにおいて授業を振り返り,自らの考察・疑問点等をまとめる。 3.併せて,2~3時間程度が期待される。
所要時間: 190分
スケジュール
- イントロダクション ※以下は予定であり,授業の進捗状況により,各テーマの回数は変更することがありうる。
- いのちの尊厳
- 人格としての性
- 関係性としての性
- 言語としての性
- グループ・ディスカッション
- 性と結婚1:sex,gender,sexuality
- 性と結婚2:creative fidelity
- グループ・ディスカッション
- 性的マイノリティ
- 性の多様性と差別・偏見
- グループ・ディスカッション
- 性とQOL
- まとめ
教科書
授業開講前に用意しておくこと。
いのちと性の物語——人格的存在としての人間の倫理—— *Kindle版(電子書籍)あり
著者: 竹内 修一
出版社: 春秋社,2023年
参考書
聖書
キリストにおける性の解放
著者: ベルンハルト・ヘーリング
出版社: 2001年中央出版社,1989年
現代キリスト教倫理2 性と結婚
著者: 関根清三編
出版社: 日本基督教団出版局,2001年
性の歴史I-IV
著者: ミシェル・フーコー
出版社: 新潮社,2009,2010,2004,2020年