宗教科教育法IV

概要

キリスト教学校において,宗教科教育は重要な柱とされている。そのことを踏まえ,宗教科教員としての「軸」をともに探究したい。また本授業は,現代世界に生きる生徒たちの視点を捉えつつ「宗教を教える」または「宗教に関する課題に取り組む」とはどのようなことかを,具体的な講義と演習を通して実践的に研究するコースである。また,学校現場に出たときに,おそらく直面するであろう課題について,考えを深め,言語化していくことを目指していく。

目標

1)宗教教育と宗教科教育について,その共通点と相違点を研究し,キリスト教学校の土台となる人間観を理解する。 2)学校の教育活動全般を通じて行う,宗教科教育における指導計画を理解し作成する。 3)ケーススタディや模擬授業に繰り返し取り組み,「考え」「実践し」「振り返る」ことに慣れる。 4)(キリスト教)学校における宗教科教員の役割について,自らの考えを深め言語化する。

授業外の学習

予習:事前資料を読み準備する。 復習:授業を振り返り,リアクションペーパーにまとめる。

所要時間: 予習,復習に190分以上