聖書考古学
神学部
THE50270
コース情報
担当教員: 長谷川 修一
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 火2
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
レポート
60%
その他
毎回の課題(全13回分)
40%
詳細情報
概要
ヘブライ語聖書(旧約聖書)の歴史物語を繙きながら,考古学が聖書の理解に果たす役割について考える。 次回の授業で扱う聖書物語を各回の授業時に指示する。それを読んできたことを前提に講義形式で授業を進める。
目標
聖書考古学という学問と古代イスラエルの歴史についての基礎的な知識を身につけ,それらを未習者にわかりやすく紹介できるようになることを目標とする。
授業外の学習
各回の授業時に次回授業で扱う聖書物語を指示するので,次回授業までに読み,それに基づいた課題を提出すること。また,授業時に紹介する参考文献を読み,授業の予習・復習を行うこと。
所要時間: 190分
スケジュール
- ※以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの回数は変更することがありうる。 授業ガイダンス,日本調査隊による発掘成果①―テル・レヘシュ
- テルを掘る
- 聖書のなりたち
- ラクダに乗る人々
- エリコと角笛
- テントとペグ
- 巨人への挑戦
- 聖都エルサレム
- 日本調査隊による発掘成果②―テル・エン・ゲヴ
- 帝国の野望
- バビロンの川のほとりで
- ワインとビール
- コインは語る
- 総括
教科書
教科書は指定せず,必要に応じて,本シラバス掲載の参考書や授業時に紹介する参考文献を参照する。
参考書
聖書時代史・旧約篇
著者: 山我哲雄
出版社: 岩波書店・2003
図説 聖書考古学 旧約篇
著者: 杉本智俊
出版社: 河出書房新社・2008
図説 旧約聖書の考古学
著者: 杉本智俊
出版社: 河出書房新社・2021