キリスト教の成立とその時代
神学部
THE50200
コース情報
担当教員: 光延 一郎
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 月3
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
レポート
その他
出席状況/Attendance (42%) レポート/Report (58%) その他/Others(in detail) :出席を毎回確認する。授業は,学習管理システム(Learning Management System)”Moodle”に沿って進行します。まず上智大学情報システム室のホームページから”Moodle”にアクセスし,この授業の担当者のページ(担当:光延一郎,科目「キリスト教の成立とその時代」)から授業登録してください。そこには,全14回の予定と配布資料,動画,課題などが提示されていますので,毎回の担当者からの指示に従い,授業に参加してください。 ★出席確認は,毎回の授業内容についてリアクションを提出すること。一回3点×14回=42点満点。 ★期末レポートは,課題文献佐藤研『聖書時代史―新約聖書』を精読し,内容要約とクリティカル・リーディングによるブック・レポートを提出してください。58点満点。
詳細情報
概要
キリスト教初代教会から3〜4世紀までの歴史,その信仰・神学・教会生活・一般歴史との関連を,映像資料,原典文献,教科書などを通して概観する。
目標
キリスト教の歴史の初期段階について学ぶことから,歴史と神学のかかわりについての洞察を得ること。
授業外の学習
Moodleに提示されている要領に従い,アップロードされている動画の視聴,それについての小テスト,および課題文献のクリティカルリーディングに時間を充ててください。
所要時間: 190分
スケジュール
- イントロダクション 初代教会の発端としての復活
- 聖書の背景としてのヘレニズム文化
- ローマ帝国とヘロデ王の時代
- ローマ帝国とキリスト教
- パウロの活動と書簡・『使徒言行録』
- 新約聖書の誕生
- 新約後期文書とその背景
- 初期キリスト教の思想的葛藤(正統と異端)
- 新約聖書外典としては何か
- 使徒教父たちとその時代のキリスト教
- グノーシス主義とは何か?
- 初期キリスト教の礼拝
- ビザンチン帝国と東方キリスト教
- エチオピアのキリスト教
教科書
第1教科書(必読・試験課題書)_佐藤研『聖書時代史―新約聖書』(岩波現代文庫)
キリスト教史1
著者: ジャン・ダニエル―
出版社: 平凡社(1996)
参考書
書籍情報はありません。