キリスト教建築I

神学部

THE50180

コース情報

担当教員: 角田 佑一

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 木4

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

出席状況

10%

リアクションペーパー

40%

定期試験

定期試験期間中

50%

その他

評価は総合評価を基本とし,受講者数や授業進捗状況度等に鑑みて,評価割合を適宜,調整,変更する。なお,出席を毎回確認する。欠席が4回を超えた場合は,原則として成績評価の対象としない。

0%

詳細情報

概要

この講義では,古代から中世に至るヨーロッパのキリスト教建築の歴史を学んでいきます。まず,人間にとって建築とは一体何なのかという根本的な問いを踏まえたうえで,旧約・新約聖書における建築概念を見ていきます。そして,キリスト教建築の背景にある古代のオリエント建築,ギリシア建築,ローマ建築の歴史を学びます。そのうえで,古代・中世のキリスト教教会建築の歴史を学び,各時代の教会建築の様式と意義について考察していきます。

目標

この授業の目標は第一に人間にとって建築とは一体何なのかを問い,旧約・新約聖書における建築概念を理解することを目指します。第二に古代・中世のキリスト教建築の背景にある古代のオリエント建築,ギリシア建築,ローマ建築の歴史を把握することを目指します。第三に古代・中世のキリスト教教会建築の歴史と各時代の教会建築の様式と意義について理解することを目指します。

授業外の学習

予習:指定されたテキストを読み,質問等を準備する。 復習:授業の要点を整理し,内容理解を深め,リアクション・ペーパーを書く。

所要時間: 190分

スケジュール

  1. (以下については,授業の進捗状況等を考慮し,適宜,変更や調整を加える) オリエンテーション:人間にとって建築とは何か
  2. 旧約聖書・新約聖書における建築概念
  3. 古代オリエント建築:古代エジプト建築,古代メソポタミア建築,古代イスラエル建築
  4. 古代ギリシア建築①
  5. 古代ギリシア建築➁
  6. 古代ローマ建築①
  7. 古代ローマ建築➁
  8. 初期キリスト教建築①バシリカ式教会堂
  9. 初期キリスト教建築➁集中式教会堂
  10. ビザンティン建築
  11. ロマネスク建築①
  12. ロマネスク建築➁
  13. ゴシック建築①
  14. ゴシック建築➁

教科書

必要な資料はMoodleで配布する。

    参考書

    授業の理解内容を深めるために,以下の参考書を読むとよい。

    • 『学びのポイント 建築史』

      著者: 深水浩

      出版社: 学芸出版社・2023年

    • 『カラー版 図説 建築の歴史 西洋・日本・近代』

      著者: 西田雅嗣・矢ケ崎善太郎

      出版社: 学芸出版社・2013年

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