キリストの教会I

神学部

THE50100

コース情報

担当教員: 川中 仁

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 金4

形式: 対面授業

レベル: 300

アクティブラーニング: なし

他学部履修:

評価方法

出席状況

20%

リアクションペーパー

20%

授業内期末試験

授業期間中

60%

その他

出席と受講態度を重視し,4回以上の欠席で自動的に単位取得不可となる。 初回の授業の際に諸注意事項を説明するので,受講希望者は必ず初回から出席すること。

0%

詳細情報

概要

キリストの教会Ⅰ(春学期)では,主として教会論の歴史的考察に取り組み,前半で聖書における教会としてイスラエルと教会,イエスと教会,聖霊の働きとしての教会,新約聖書諸文書にみられる教会等の諸テーマを取り扱い,後半で古代から現代に至る教会理解の歴史的変遷をたどる。それにより,キリストの教会Ⅱ(秋学期)における教会論の体系的考察のための歴史的な基礎固めをする。

目標

キリストの教会Ⅱ(秋学期)における教会論の体系的考察のための歴史的な基礎固めをする。

授業外の学習

以下の参考書欄に記載の諸文献にできる限り目を通しておく。

所要時間: 190分

スケジュール

  1. 導入―課題と方法論
  2. 聖書における教会(1):イスラエルと教会
  3. 聖書における教会(2):イエスと教会(a):「神の国」と教会
  4. 聖書における教会(3):イエスと教会(b):イエスの教会創設
  5. 聖書における教会(4):イエスと教会(c):「十二人」
  6. 聖書における教会(5):聖霊の働きとしての教会
  7. 聖書における教会(6):教会の構造―教会共同体の制度化
  8. 教会理解の歴史的変遷(1):古代の教会理解
  9. 教会理解の歴史的変遷(2):中世の教会理解
  10. 教会理解の歴史的変遷(3):近代の教会理解
  11. 教会理解の歴史的変遷(4):第一バチカン公会議と第二バチカン公会議前における教会理解
  12. 教会理解の歴史的変遷(5):第二バチカン公会議における教会理解(a):第二バチカン公会議の中心的主題
  13. 教会理解の歴史的変遷(6):第二バチカン公会議における教会理解(b):教会憲章
  14. まとめ/期末レポート提出

教科書

以下のテキスト欄に記載の文献は,毎回必携。

  • 『新共同訳 聖書(旧約聖書続編つき)』

    出版社: 日本聖書協会

  • 『聖書 聖書協会共同訳』(旧約聖書続編付き)

    出版社: 日本聖書協会

参考書

詳細な参考文献は,テーマに即してそのつど紹介する。 以下の参考書欄に記載の諸文献には目を通しておくことが望ましい。

  • 『キリストの教会を問う―現代カトリック教会論』

    著者: 岩島忠彦

    出版社: サンパウロ,1996年

  • Models of the Church [expanded edition]

    著者: Avery Dulles

    出版社: Doubleday: New York, NY, 2002

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