キリスト教倫理II
神学部
THE11700
コース情報
担当教員: 竹内 修一
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 火2
形式: 対面授業
レベル: 100
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
20%
授業参加
10%
リアクションペーパー
20%
レポート
50%
その他
１．授業への積極的参加(出席,授業参画,リアクション・ペーパー)を重視。 ２．毎回,出席を取る。 ３．毎回,リアクションペーパーを提出。 ４．４回以上の欠席は,F。 ５．学期末にレポートを要求(２～４の最低基準を満たしていることが条件)。
0%
詳細情報
概要
１．前期に引き続き,キリスト教倫理/倫理神学における基本的概念と方法論について,以下の観点から紹介・考察:性と結婚・家庭生活,社会・経済生活,政治への参加と平和の促進および環境の保護,日本文化とキリスト教,倫理と霊性,倫理と聖書。 ２．授業は,講義と討議によって進める。 ３．なお原則として,キリスト教倫理Iの履修を前提とする。
目標
倫理神学/キリスト教倫理(応用倫理)における以下の諸点の理解: １．いのちの倫理/生命倫理。 ２．人間の性と結婚。 ３．いのちと平和。 ４．社会・政治への参加。
授業外の学習
１．次回授業の参考文献・資料を読み,授業に参加。 ２．授業後,リアクション・ペーパーにおいて授業を振り返り,自らの考察・疑問点等をまとめる。 ３．併せて,２～３時間程度が期待される。
所要時間: 190分
スケジュール
- イントロダクション ※以下は予定であり,授業の進捗状況により,各テーマの回数は変更することがありうる。
- 人間の性と結婚および家庭生活１:人格としての性
- 人間の性と結婚および家庭生活２:性と結婚
- 人間の性と結婚および家庭生活３:家庭生活の位置づけ
- グループ・ディスカッション
- 人間の社会・経済生活の意義
- 政治への参加と平和の促進および環境の保護１:平和の意義とその実現
- 政治への参加と平和の促進および環境の保護２:地域社会と国際社会
- グループ・ディスカッション
- インカルチュレーション
- 倫理と聖書:いのちの福音
- 倫理と霊性:キリストに倣いて
- グループ・ディスカッション
- まとめ
教科書
授業開講前に用意しておくこと。
いのちと性の物語——人格的存在としての人間の倫理—— *Kindle版(電子書籍)あり
著者: 竹内 修一
出版社: 春秋社,2023年
参考書
聖書
カトリック教会の教え
著者: 日本カトリック司教協議会
出版社: カトリック中央協議会,2003年
キリスト教からみた生命と死の医療倫理
著者: 浜口吉隆
出版社: 東信堂,2001年/2012年
第二バチカン公会議公文書 改訂公式訳
著者: 第２バチカン公会議文書公式訳改訂特別委員会
出版社: サンパウロ,2013年