キリスト教学入門II
神学部
THE10200
コース情報
担当教員: FIRMANSYAH Antonius
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 水2
形式: 対面授業
レベル: 100
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
授業参加
レポート
その他
上記【授業参加】60%とは,プレゼンテーションやグループディスカッション等に関して各グループの担当教員の評価に委ねられている。授業開始の時に各自,自分のグループの担当教員に聞くこと。
詳細情報
概要
春学期のキリスト教入門Iに引き続き,神学部の初年度教育プログラムとして開設された科目である。神学を学ぶ上で欠かすことのできない自分自身の人生経験,歴史,信仰経験,このような未だ言葉にすることの難しい一人一人の内面生を自分らしく言語化していけるように養っていきたい。同じ年に入学した仲間に信頼し,自分自身の内にうまれた「問い」を分かち合い,自由に議論できるようなゼミナールを行う。 2020年度は授業がオンライン化されたことにより全体会とグループ活動の両方を有機的に行った。この方法を2023年度にも継続するが,オンラインではなく対面である。 全体会では,『希望のアポロギア』を学ぶ上で担当教員のレクチャーと教員間のパネルディスカッションを提供する。また,グループ活動では各グループに担当教員が配置され,アクティブラーニングの方法が用いられる。受講生からの積極的な質問,発言,プレゼンテーションが期待される。失敗を恐れず(失敗というものはない),学生諸君が主体的に創りあげていく授業であればあるほど,自らの力がつく。仲間との間をより密接な関係に深めていただきたいし,教員に対してもより率直な質問を投げかけてほしい。
目標
◉神学部で四年間学ぶための基礎が何かをこの授業を通して認識できること。 ◉以前より,思索すること,自分自身を知ること,他者と社会について自分を開けるようになることにおいて成長発達していることを自覚できること。 ◉神学部で四年間学ぶために,自分なりの「問い」を説明できること。
授業外の学習
予習としては,初回授業に配布するテキストについては該当箇所を熟読しておくこと。(90分) 復習としては,特に全体会において担当教員によるプレゼンテーションで紹介される資料,参考図書等を読書する。(60分) また,取り上げられるテーマと社会問題との関連性について自分なりに考察やまとめの作成を行うこと。(40分)
所要時間: 190分
スケジュール
- 全体会とグループ活動:神学するということ (担当教員:全員)
- 全体会 第一部:聖書と信条(担当教員の発表:酒井先生)
- グループ活動 ①
- グループ活動 ②
- 全体会 第二部:典礼と秘跡(担当教員の発表:フィルマンシャー先生)
- グループ活動 ③
- グループ活動 ④
- 全体会 第三部:キリスト教倫理(担当教員の発表:増田先生)
- グループ活動 ⑤
- グループ活動 ⑥
- 全体会 第四部:キリスト者の霊性(担当教員の発表:森先生)
- グループ活動 ⑦
- グループ活動 ⑧
- グループ活動と全体会:祈りの実践
教科書
初回授業に配布する。
希望のアポロギア:新たな信仰理解を求めて
著者: 李 聖一
出版社: 新世社,1997年
参考書
書籍情報はありません。