キリスト教学入門I

神学部

THE10100

コース情報

担当教員: 酒井 陽介

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 水2

形式: 対面授業

レベル: 100

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

出席状況

10%

授業参加

35%

リアクションペーパー

20%

レポート

10%

授業内期末試験

授業期間中

25%

その他

成績評価は,出席状況と受講態度,各担当教員の授業におけるリアクション・ペーパー,グループワーク(一年生と編入生:合宿への参加義務),中間レポート,期末試験(授業内)を合わせた総合評価である。受講者数や授業進捗度等に鑑みて,評価割合等を適宜,調整,変更する。なお,欠席が4回を超えた場合は,成績評価の対象としない。

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詳細情報

概要

この授業は神学部での学び全体を提示するとともに,課題を果たすことにより,勉学の方法に親しむことを目指す神学部の導入科目です。キリスト教とその実践を研究する神学の学問分野は多岐にわたり,哲学や歴史学,聖書学などを基礎にキリスト教教義学と,キリスト教倫理,キリスト教文化という幅広いテーマを包括しています。この授業では,広い意味での神学をキリスト教学と定義し,全学問分野の相互の関係を提示します。一年次生の必修科目です。

目標

神学とは何かという基礎的な知識を身につけます。三年次から始まる「神学系」,「キリスト教倫理系」,「キリスト教文化系」のいずれかを選択するためのオリエンテーションを与えます。

授業外の学習

各講師から与えられる課題。

所要時間: 予習・復習190分位以上。

スケジュール

  1. 全般的導入(酒井) 大学で学ぶとは 新入生・編入生 自己紹介と分かち合い
  2. 神学を学ぶとは(学部長)
  3. レポート作成の方法(増田)
  4. キリスト教入門① イエス・キリスト(角田)
  5. キリスト教入門② 父なる神(増田)
  6. キリスト教入門③ 教会(増田)
  7. 哲学と神学の関わり (アイダル)
  8. 聖書学について(大西)
  9. 教義神学について(光延)
  10. キリスト教の典礼(フィルマンシャ)
  11. キリスト教の秘蹟(フィルマンシャ)
  12. キリスト教の文化・芸術(森)
  13. キリスト教と文学(片山)
  14. 授業内期末試験(酒井)

教科書

初回の授業までに,『アカデミック・スキルズ』(第3版)と『キリスト教入門』は教科書販売で購入すること。 『アカデミック・スキルズ』は,初回および必要とされる各回に必ず携帯すること。

  • 『新共同訳 聖書(旧約聖書続編つき)』

    出版社: 日本聖書協会

  • 『アカデミック・スキルズ―大学生のための知的技法入門』(第3版)

    著者: 佐藤望・湯川武(編著)

    出版社: 慶應義塾大学出版会,2020年

  • 『キリスト教入門』

    著者: オリエンス宗教研究所(編)

    出版社: オリエンス宗教研究所,2014年

参考書

カトリック神学への入門として以下の参考書がある。 増田祐志編『カトリック神学への招き』上智大学出版(SUP),2009年

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