大気化学

理工学部 - 物質生命理工学科

SML65600

コース情報

担当教員: 冬月 世馬

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 火3

形式: 対面授業

レベル: 300

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

レポート

20%

授業内期末試験

授業期間中

60%

小テスト等

20%

詳細情報

概要

この講義では大気化学の入門を勉強する。大気構造の基礎から大気中における重要な化学反応と物質循環について学ぶ。身につけた知識をで20世紀の環境問題の基礎化学を理解勉強して大気モデルでより深く理解し解決方法を検討する。 環境と生命の調和に関する高度な学問的内容(学科専門科目)を学修させ,学際的な分野に繋がる課題解決方法を修得させる。 本科目はCP4を対応する: 物質とナノテクノロジー,環境と生命の調和,高機能材料の創製に関する高度な学問的内容(学科専門科目)を学修させ,応用・展開する分野,学際的な分野,および実社会に繋がる課題解決方法を修得させる。 大気化学の分野では中心的に大気組成分の分布や変動について研究する。本科目の内容は「環境と生命の調和」について理解を得る。

目標

この講義では履修者は以下のことは勉強する: 大気の基礎構造と成分 大気の主な化学反応 地球の現在と過去の大気成分 太陽系惑星の大気成分と化学 太陽系外惑星の大気成分と化学 学習した内容を理論・技術的に応用展開し,環境・惑星と生命の調和(DP4)に結びつく理工学における課題解決に貢献する能力を身につけることを目標とする。

授業外の学習

文献を調べること,妥当な課題を選んでレポートを書く。 本講義の内容を理解するには化学の知識が必要となるので以下のテーマを他の講義で勉強していない場合予習が必要, 溶液中濃度 化学平衡 酸化還元平衡 溶解度 課題を回答をするために最低限の文献調査や復習に必要とされる時間は約1-2時間である。 文部科学省令「大学設置基準」第21 条第2 項において「1単位の授業科目を45 時間の学修を必要とする内容をもって構成することを標準」とすることが定められている。そのため授業1回あたり190分以上の学習を求められる。 ただし,本講義では,授業時間外で学習時間について,いかなる形でも証明することを求めない。

所要時間: 190分以上

スケジュール

  1. 大気組成の単位
  2. 大気圧
  3. 地球規模での化学物質の循環I
  4. 地球規模での化学物質の循環II
  5. 地球規模での化学物質の循環III
  6. 地球温暖化I
  7. 地球温暖化II
  8. 地球温暖化III
  9. 大気における化学反応速度論I
  10. 大気における化学反応速度論II
  11. 大気における化学反応速度論III
  12. 成層圏オゾン
  13. 講義内容のまとめ及び試験問題練習
  14. 講義内容のまとめ及び試験問題練習

教科書

以下の通り指定する

  • 大気化学入門

    著者: D.Jジェイコブ

    出版社: 東京大学出版会

参考書

書籍情報はありません。

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