植物バイオテクノロジー
理工学部 - 物質生命理工学科
SML65500
コース情報
担当教員: 藤原 誠
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 火1
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
リアクションペーパー
15%
レポート
15%
授業内期末試験
授業期間中
70%
詳細情報
概要
本講義は,植物を用いた遺伝子工学(biotechnology)の知識を深めることを目的とする。 (1)組織培養,(2)遺伝子導入技術,(3)開発の事例および安全・技術的課題をテーマとする。Ⅱ群科目「分子生物学」「細胞生物学」「生物化学」「分子遺伝学」「植物科学」と関連している。 ※本講義は物質生命理工学科のカリキュラムポリシー4に該当する。
目標
1年次の基礎的な生物学の内容を復習しつつ,植物学に親しむ。 生命科学と社会の接点である,食糧・生命倫理問題を共に考える。 ※本講義は学部の指針「自然科学分野の課題解決への貢献」を目指す。
授業外の学習
講義資料をmoodleに掲載する。また学習課題としてレポートを課す。 以下を1回あたりの目安とする。 【予習】約1時間 授業資料を事前に読む。 【復習】約1時間 授業資料・ノートを読み直し理解する。 【課題】約2時間 レポート課題について調査しまとめる。
所要時間: 【予習】約1時間 【復習】約1時間 【レポート・課題等】約2時間
スケジュール
- イントロダクション
- 植物の成長・分化(1)器官,組織,細胞
- 植物の成長・分化(2)生殖
- 組織培養(1)クローン作製技術
- 組織培養(2)雑種作製技術
- 遺伝子導入技術(1)遺伝子概説
- 遺伝子導入技術(2)アグロバクテリウム法
- 遺伝子導入技術(3)パーティクルガン法等
- 開発の事例(1)GM作物の光(前編)
- 開発の事例(1)GM作物の光(後編)
- 開発の事例(2)GM作物の影
- 開発の事例(3)ゲノム編集技術
- 期末試験
- まとめ(解説,展望)
教科書
適宜資料を配布する。
テイツ/ザイガー 植物生理学・発生学 原著第6版
著者: L Taiz, E Zeiger, IM Møller, A Murphy 編(西谷・島崎監訳)
出版社: 講談社・2017
遺伝子組換え植物について知ってください
著者: 小泉望
出版社: (パンフレット)・2013
参考書
書籍情報はありません。