細胞機能工学
理工学部 - 物質生命理工学科
SML64500
コース情報
担当教員: 齊藤 玉緒
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 木1
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
15%
リアクションペーパー
10%
定期試験
定期試験期間中
75%
詳細情報
概要
単純な体制と小さなゲノムを持つにも関わらず,多様な代謝経路を持つ微生物を中心としてその生態から環境適応の仕組みの分子機構について学ぶ。また,環境管理や人間生活にとって有用な物質生産能力,代謝などの細胞の諸過程についての基礎と応用を学ぶ。 「高機能材料の創製」に関わる学科専門科目であり,より応用・展開した内容を学習する物質生命理工学科カリキュラムポリシーの4に相当する。
目標
微生物代謝の多様性を理解する。 地球環境,生態系の中での微生物の役割を理解する。 資源としての微生物を理解し,その応用について学ぶ。 この授業では物質生命理工学科ディプロマポリシー4に掲げる「学修した内容を理論・技術的に応用展開する能力を習得し,環境と生命の調和,高機能材料の創製に結びつく理工学のおける課題解決に貢献する能力」を身につける。
授業外の学習
事前にハンドアウトを使って予習をする(予習各回80分)。 授業中に示した文献などを使ってより深い理解をを得る。また,自分の分からないところを質問できるように復習する(復習110分)。
所要時間: 190分
スケジュール
- 生命とは
- 微生物学の基礎
- 代謝の基礎
- 微生物の代謝の多様性
- 物質循環と微生物
- 極限環境微生物
- バイオフィルムとバイオミメティクス
- 環境と微生物:バイオレメディエーション
- 環境と微生物:クオラムセンシング
- 微生物工学
- メタゲノム解析
- 微生物の物質生産:酵素
- 微生物の物質生産:抗生物質
- まとめ
教科書
教科書は指定せず必要に応じて資料を配布する。
参考書
書籍情報はありません。