生体物質とエネルギー

理工学部 - 物質生命理工学科

SML63200

コース情報

担当教員: 神澤 信行

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 水1

形式: 対面授業

レベル: 300

アクティブラーニング: なし

他学部履修:

評価方法

出席状況

20%

定期試験

定期試験期間中

40%

中間試験

授業期間中

30%

その他

その他の評価では授業中の質疑のなどを含めて総合的に判断する。

10%

詳細情報

概要

光合成は太陽光(光エネルギー)を生体に必要な化学エネルギーに変換し,空気中の二酸化炭素と水から糖類を合成する炭酸同化のシステムである。また生物発光は化学エネルギーを酵素の触媒作用によって光に変える非常に効率の良い化学反応である。様々な生命現象は生体内を行き交うエネルギー通貨であるATPを介して,効率よくエネルギーの受け渡しを行なう事で支えられている。 本授業では,生命を形作る様々な物質とエネルギーとの調和を化学的背景から学ぶことで,カリキュラムポリシーCP4で掲げる学際的な分野での課題解決方法を修得する。 本年度は対面で実施します。

目標

ATPがどの様な生命機能に使われているのか,自身で興味を持って調べ,まとめられる様になってください。 生物科学に関係する,特に代謝に関する専門知識を習得し,研究活動に応用すことが出来る様になる。 環境と生命の調和に結び付く理工学おける問題解決に貢献する能力を身につける。

授業外の学習

予習復習については,状況を見ながら,その都度提案していきます。 予習(所要時間90分程度) 授業で使用するスライドを事前配布するため,不明な単語や内容に関してマーキングするなどし,必要に応じてネット等で情報を集めておく。 復習(所要時間100分程度) 授業ノートを基に資料には含まれていなかった内容の確認や,授業を聞いた得られた知識の再確認をする。不明な点はmoodleなどを使い直接教員に質問して解消する。

所要時間: 190分

スケジュール

  1. イントロ・ATPについて
  2. ポンプとチャネル
  3. F0F1-ATPase
  4. アクチン・ミオシン
  5. 滑り説とその後
  6. 心筋
  7. 中間テスト
  8. アクチン調節タンパク質
  9. ミオシンスーパーファミリー
  10. 非筋細胞
  11. 微小管系
  12. キネシンスーパーファミリー
  13. 細胞分裂
  14. その他の生体運動
  15. 期末テスト

教科書

最新の論文等からの情報を編纂した資料をmoodleからダウンロードして使用する。

    参考書

    書籍情報はありません。

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