生物形態学

理工学部 - 物質生命理工学科

SML62100

コース情報

担当教員: 林 謙介

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 月4

形式: 対面授業

レベル: 300

アクティブラーニング: なし

他学部履修: 不可

評価方法

リアクションペーパー

20%

定期試験

定期試験期間中

80%

詳細情報

概要

ヒトを主な対象として,哺乳動物の体を構成する器官と,器官を構成する組織,組織を構成する細胞の基本構造を学ぶ。まず,動物の体の基本的ボディプランがどのような進化学的,発生学的,および機能的な根拠を持っているかを学ぶ。続いて,ヒトの主な臓器について,組織や細胞の形態が,いかにその機能と密接に結びついているか,さらに,それらがどのような分子によって作られているのかを学ぶ。 物質生命理工学科カリキュラムポリシーの4に相当する。

目標

(1)多細胞が結合して器官を形成する原理を理解し,専門用語を覚える。 (2)各臓器を構成する細胞の種類と働きを知り,臓器全体の機能との結びつきを理解する。

授業外の学習

授業ではおおまかなアウトラインを説明する時間しかないので予習復習が必須である。予習:参考図書,ウェブサイトなどで授業に出てくる基本単語の意味を調べておく(所要時間90分)。復習:ムードルにある資料を読み直し,参考書で確認するとともに関連する周辺知識を自習する(所要時間100分)。

所要時間: 190分

スケジュール

  1. ヒトの体制
  2. 動物形態の進化
  3. 組織の発生
  4. 細胞外基質と細胞接着分子
  5. 接着構造と上皮
  6. 皮膚とその腺
  7. 消化器管(食道,胃,小腸)
  8. 消化器官(だ液腺,肝臓,膵臓)
  9. 循環,呼吸器(血管,気管,肺)
  10. 泌尿器(腎臓)
  11. 神経組織
  12. 結合組織(脂肪,軟骨,骨)
  13. 血液,免疫器官(骨髄,胸腺,リンパ節,脾臓)
  14. 幹細胞とがん

教科書

なし

    参考書

    授業の内容の大半は,「組織学」という名前がついた教科書ならどの教科書にも載っている。

    • 新組織学 ¥2,700

      著者: 加藤征

      出版社: 日本医事新報社

    • 組織細胞生物学 ¥7,600

      著者: 内山安男

      出版社: 南江堂

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