グリーンケミストリー

理工学部 - 物質生命理工学科

SML61700

コース情報

担当教員: 堀越 智

単位数: 2

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 火3

形式: 対面授業

レベル: 300

アクティブラーニング: なし

他学部履修: 不可

評価方法

リアクションペーパー

13%

レポート

13%

授業内期末試験

授業期間中

61%

小テスト等

13%

その他

授業の欠席は総合点から減点とする。授業参加状況,リアクションペーパー,レポート,小テストは総合的に評価する。詳細については初回ガイダンスで説明する。

0%

詳細情報

概要

グリーンケミストリーは,なぜ必要となったのか?という問いに対して,化学産業や社会の動向を基礎とした「エネルギー」,「環境」,「循環型社会」などの領域の解説を交えて講義をする。さらに授業では多領域融合型の化学モノづくりにつながる講義を行う(カリキュラムポリシーの項目3,4に該当する)。

目標

グリーンケミストリーやその契機について,さらに循環型技術の理解を目標とする。ディプロマ・ポリシー3および4の,物質・生命の基礎を体系的にとらえ,原子・分子から高分子,生体分子にわたる物質の創成と技術開 発に貢献する能力 ,および学修した内容を理論・技術的に応用展開する能力を修得し,物質とナノテクノロジー,環境と生命の 調和,高機能材料の創製に結びつく理工学における課題解決に貢献する能力を修得する。

授業外の学習

教科書を基本として講義を進めるため,教科書をよく読み前後の内容との関連を理解する。必要に応じてプリントもMoodleで事前配布するので予習に役立てる。予習と復習の総時間200分を行う

所要時間: 200分

スケジュール

  1. ガイダンス・グリーンケミストリーの概要(ガイダンスでは詳細を説明するため必ず参加する。) ※5月から教科書を基礎とした内容になるため,4月中に教科書を必ず購入する。 ※以下は予定であり,授業の進歩状況により講義内容を前後させることがある。 ※成績評価法を説明する。 ※授業の進め方,提出物の提出方法,資料の受け取り方法を説明する。
  2. エネルギーと自然環境(エネルギー問題と新エネルギー)1
  3. エネルギーと自然環境(エネルギー問題と新エネルギー)2
  4. 持続可能な化学
  5. 温室効果ガス(GHG)と化学産業
  6. グリーンケミストリーへの契機
  7. グリーンケミストリー(歴史・意義・概念・評価)1
  8. グリーンケミストリー(歴史・意義・概念・評価)2
  9. 科学産業におけるグリーンケミストリー
  10. グリーン度向の向上と課題
  11. 化学物質のリスク
  12. 循環型社会と化学産業の責任
  13. 循環型社会に向けた評価と設計
  14. 期末テスト

教科書

グリーンケミストリー,日刊工業新聞社,2024

  • グリーンケミストリー

    著者: 堀越智,大橋憲司,近藤晃

    出版社: 日刊工業新聞社,2024

参考書

書籍情報はありません。

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