卒業研究II

理工学部 - 物質生命理工学科

SML40228

コース情報

担当教員: 近藤 次郎

単位数: 1

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 火2

形式: 対面授業

レベル: 400

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

その他

研究室における日々の研究活動への参加状況,研究態度,研究進捗状況,発表の内容で総合的に評価する。なお,各研究室で指定されたゼミ・演習時間が設定され,その出席が必須である。

100%

詳細情報

概要

卒業研究Iに引き続き,導教員の指導のもとに研究を行う。各研究室において教員の指導を受けながら研究を遂行し,その成果についての研究報告を行う。卒業研究IIでは,卒業研究Iで習得した知識や技術等をもとに,学生が能動的に研究を発展させ,最終的な研究成果を卒業論文および要旨としてまとめて提出するとともに,研究成果を発表する。本科目は,物質生命理工学科カリキュラム・ポリシー5による研究室における少人数教育体制のもと,先端分野を理解するとともに,成果発表を行い,研究者としての素養を習得,さらには学修した内容を理論・技術的に応用展開する能力を習得する。

目標

卒業研究IIでは,指導教員の指導のもと自分自身の力で研究を進め,卒業論文と研究発表をまとめるための十分な知識を得ることを目的とする。また,研究の組み立て,筋道の過程から,論理的思考とディスカッション能力,さらには成果を人に発表するためのプレゼンテーション能力等の習得も目指す。

授業外の学習

研究室のルールに従い,フルタイムで研究活動を行う。安全に留意し,研究の準備・まとめなども入念に行うことで研究を進める。 予習(各実験操作の理解,研究テーマに関係する論文の検索と講読,報告会の準備)として1時間程度,復習(各実験操作の確認,報告会の反省)に1時間程度を要する。

所要時間: 60分

スケジュール

  1. 研究テーマについてのディスカッション
  2. 二重らせん融解温度測定 (UV melting法)
  3. 分子間相互作用解析 (水晶発振子マイクロバランス法)
  4. 分子間相互作用解析 (未変性ポリアクリルアミドゲル電気泳動法)
  5. RNA切断活性測定 (変性ポリアクリルアミドゲル電気泳動法)
  6. X線回折実験
  7. X線回折データの解析
  8. 構造決定(分子置換法)
  9. 構造決定(異常分散法)
  10. 立体構造の精密化(エネルギー最小化法)
  11. 立体構造の精密化(焼きなまし法)
  12. 立体構造の精密化(温度因子精密化法)
  13. 立体構造の解釈
  14. 立体構造のデータバンクへの登録

教科書

適宜資料を配布する。

    参考書

    書籍情報はありません。

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