卒業研究II
理工学部 - 物質生命理工学科
SML40216
コース情報
担当教員: 久世 信彦
単位数: 1
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 月2
形式: 対面授業
レベル: 400
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
その他
研究室における日々の研究活動への参加状況,研究態度,研究進捗状況,卒業研究発表会の内容で総合的に評価する。なお,各研究室で指定されたゼミ・演習時間が設定され,その出席が必須である。
詳細情報
概要
卒業研究Iに引き続き,導教員の指導のもとに研究を行う。各研究室において教員の指導を受けながら研究を遂行し,その成果についての研究報告を行う。卒業研究IIでは,卒業研究Iで習得した知識や技術等をもとに,学生が能動的に研究を発展させ,最終的な研究成果を卒業論文および要旨としてまとめて提出するとともに,研究成果を発表する。本科目は,物質生命理工学科カリキュラム・ポリシー5による研究室における少人数教育体制のもと,先端分野を理解するとともに,成果発表を行い,研究者としての素養を習得,さらには学修した内容を理論・技術的に応用展開する能力を習得する。
目標
卒業研究IIでは,指導教員の指導のもと自分自身の力で研究を進め,卒業論文と研究発表をまとめるための十分な知識を得ることを目的とする。また,研究の組み立て,筋道の過程から,論理的思考とディスカッション能力,さらには成果を人に発表するためのプレゼンテーション能力等の習得も目指す。
授業外の学習
予習としてテキストの読解と自分の研究の報告資料のまとめを行う(70分)。復習としてテキストの演習問題を解くとともに,学習内容を自分の卒業研究へ応用する取り組みを行う(120分)。
所要時間: 予習:研究結果のまとめ(70分),復習:演習・測定データの整理(120分)
スケジュール
- 安全教育
- 研究報告・回転分光1:回転遷移と選択律
- 研究報告・回転分光2:ハミルトニアン
- 研究報告・回転分光3:分子の内部回転
- 研究報告・回転分光4:核四極子相互座用
- 研究報告・データ解析と量子化学計算1
- 研究報告・データ解析と量子化学計算2
- 研究報告・卒業論文の構成
- 研究報告・文献調査
- 研究報告・卒業論文のデータ整理I
- 研究報告・卒業論文のデータ整理II
- 研究報告・卒業論文の課題検討
- 研究発表1
- 研究発表2
教科書
回転分光法に関するテキストを使用する。
参考書
書籍情報はありません。