卒業研究I

理工学部 - 物質生命理工学科

SML40113

コース情報

担当教員: 岡田 邦宏

単位数: 1

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 月2

形式: 対面授業

レベル: 400

アクティブラーニング: なし

他学部履修: 不可

評価方法

その他

研究室における日々の研究活動への参加状況,研究態度,研究進捗状況等で総合的に評価する。なお,各研究室で指定されたゼミ・演習時間が設定され,その出席が必須である。

100%

詳細情報

概要

研究テーマを定め指導教員の指導を受けながら研究を遂行し,その成果についての研究報告を行う。卒業研究Ⅰでは各研究室で与えられた事項を対象として,学生が能動的に研究を行い,その過程を通して研究分野の学識を深める。本科目は,物質生命理工学科カリキュラム・ポリシー5による研究室における少人数教育体制のもと,先端分野を理解するとともに,成果発表を行い,研究者としての素養を習得,さらには学修した内容を理論・技術的に応用展開する能力を習得する。

目標

卒業研究Ⅰでは,研究を通じて各研究分野における基礎知識・技能を修得することを目的とし,研究の過程で自ら調べ,考えることで論理的思考を身につける。

授業外の学習

研究室のルールに従い研究活動を行う。これまで学生実験で培ってきた安全・作法に留意し,研究の準備・まとめなども入念に行うことで研究を進める。基本事項の確認,文献調査,レジュメ作成などの準備や,研究成果報告,卒業研究発表に向けて知識定着のための復習については,研究内容や達成度に応じた時間を要することから,各研究室の指示に従うこと.以下,授業計画毎の予習・復習内容を記す。 (授業計画1) 事前に指示されたガイダンス資料を読み,内容を理解する。不明な点は自ら調べておく。 (授業計画2) 気体の性質と真空の資料を事前に予習し,授業後は与えられた演習を行う。 (授業計画3) 真空ポンプの種類と用途を事前に調べ,まとめる。授業後は与えられた課題を実施する。 (授業計画4) 真空計の種類と用途を事前に調べ,まとめる。授業後は与えれた課題を実施する。 (授業計画5) 真空の物理と応用テキストの指定範囲を事前に予習し,授業後は与えれた課題を実施する。 (授業計画6) レーザーの原理と種類について事前に予習する。授業後は授業後は与えれた演習を行う。 (授業計画7) 光共振器の種類と特性を調べ,まとめる。授業後は与えられた演習問題を実施する。 (授業計画8) 半導体レーザーの特性について調べ,まとめる。授業後は周波数安定化法 についてまとめる。 (授業計画9) パルス色素レーザーに利用される色素の種類及びレーザー装置について調べ,まとめる。授業後は与えられた課題を実施する。 (授業計画10) 希ガス,液化ガス,液体資料の種類と特性を調べまとめる。授業後は与えられた課題を実施する。 (授業計画11) 高周波イオントラップの原理を調べ,まとめる。授業後は与えらえた演習問題を解く。 (授業計画12) ペニングイオントラップの原理を調べ,まとめる。授業後は与えらえた演習問題を解く。 (授業計画13) 与えれらた資料を用いてLabivewの概要を把握しておく。授業後は与えられた演習課題を行う。 (授業計画14) コンピュータにPythonを導入する方法をまとめる。与えらえた資料に基づいて,アルゴリズムを予習する。授業後は与えられた課題を実施する。

所要時間: 190分

スケジュール

  1. ガイダンス ※以下は予定であり,授業の進捗状況により各テーマの回数は変更することがありうる。
  2. 真空技術I:気体の性質と真空
  3. 真空技術II:真空ポンプ
  4. 真空技術III:真空度測定,分圧測定
  5. 真空の物理と応用
  6. レーザー技術I:原理と実際
  7. レーザー技術II:光共振器
  8. 半導体レーザーの周波数安定化法
  9. パルス色素レーザーの原理と実際
  10. 真空へのガス導入法,液体試料の取扱い
  11. イオントラップ技術I
  12. イオントラップ技術II
  13. コンピュータ計測・プログラミング I
  14. コンピュータ計測・プログラミング II

教科書

研究に必要となるテキスト,文献は適宜指示する.

    参考書

    書籍情報はありません。

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