ゼミナールI

概要

これまで多くの講義で様々な知識を習得してきたが,卒業研究を行うにあたっては,それらの知識だけでは不十分である。それらの知識はあくまでも研究を始める上での土台であり,その上に研究に関連したさらに高度な知識や最先端の研究などの知識が必要となる。このゼミナールIでは,各研究室においてそれら卒業研究に必要な発展的な知識を専門書籍や学術論文などの文献などを通して習得する。また,知識の習得が正しくできているかを確認するため,講義の中でプレゼンテーションなどを通して確認を行うと同時に,他の研究者とのコミュニケーション技術を養う。本科目は,物質生命理工学科カリキュラム・ポリシー5による研究室における少人数教育体制のもと,先端分野を理解するとともに,成果発表を行い,研究者としての素養を習得,さらには学修した内容を理論・技術的に応用展開する能力を習得する。

目標

卒業研究に関連した専門的な書籍や学術論文などの文献を読むことによって,卒業研究を行うにおいて必要となる様々な知識や技術を学ぶことを目的とする。また,発表形式の講義やディスカッションを通して科学者としてのコミュニケーション能力を高める。

授業外の学習

研究の遂行に必要な専門書籍や学術論文等の文献を事前に読み，内容についてきちんと理解してから講義に臨むこと．必要であれば，レジュメの準備や発表練習を事前に行っておく(合計100分)．そのために必要な基本事項の確認，文献調査，レジュメ作成や研究成果報告，卒業研究発表に向けた知識定着のための復習(合計100分)については，講義内容や理解度に応じた時間を要することから，各研究室の指示に従うこと．以下に授業計画毎の内容を記す。 授業計画1:テキストのIntroductionについて事前に予習を行い，不明な点を調べておく。授業後は与えられた課題を実施する。 授業計画2:テキストのQuantum mechanics and lightの指定部分の予習を行う，不明な点を調べておく。授業後は与えられた課題を実施する。 授業計画3:テキストのLasers and stimulated emissionの指定部分の予習を行う，不明な点を調べておく。授業後は与えられた課題を実施する。 授業計画4:テキストのWave mechanical description of atomの指定部分の予習を行う，不明な点を調べておく。授業後は与えられた課題を実施する。 授業計画5:テキストのOperatorsの指定部分の予習を行う，不明な点を調べておく。授業後は与えられた課題を実施する。 授業計画6:テキストのAngular momentumの指定部分の予習を行う，不明な点を調べておく。授業後は与えられた課題を実施する。 授業計画7:テキストのAngular momentumの指定部分の予習を行う，不明な点を調べておく。授業後は与えられた課題を実施する。 授業計画8:テキストのPractical emission spectroscopyの指定部分の予習を行う，不明な点を調べておく。授業後は与えられた課題を実施する。 授業計画9:テキストのThe Schroedinger equation for the hydrogen atomの指定部分の予習を行う，不明な点を調べておく。授業後は与えられた課題を実施する。 授業計画10:テキストのThe quantum numbersの指定部分の予習を行う，不明な点を調べておく。授業後は与えられた課題を実施する。 授業計画11:テキストのSelection rulesの指定部分の予習を行う，不明な点を調べておく。授業後は与えられた課題を実施する。 授業計画12:テキストのThe spectrum of the hydrogen atomの指定部分の予習を行う，不明な点を調べておく。授業後は与えられた課題を実施する。 授業計画13:テキストのSpin-orbit couplingの指定部分の予習を行う，不明な点を調べておく。授業後は与えられた課題を実施する。 授業計画14:テキストのSpin-orbit couplingの指定部分の予習を行う，不明な点を調べておく。授業後は与えられた課題を実施する。

所要時間: 200分