ゼミナールI

理工学部 - 物質生命理工学科

SML30136

コース情報

担当教員: 鈴木 伸洋

単位数: 1

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 月3

形式: 対面授業

レベル: 300

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

その他

授業参画,参加態度,予習状況等で総合的に評価する。

100%

詳細情報

概要

これまで多くの講義で様々な知識を習得してきたが,卒業研究を行うにあたっては,それらの知識だけでは不十分である。それらの知識はあくまでも研究を始める上での土台であり,その上に研究に関連したさらに高度な知識や最先端の研究などの知識が必要となる。このゼミナールIでは,各研究室においてそれら卒業研究に必要な発展的な知識を専門書籍や学術論文などの文献などを通して習得する。また,知識の習得が正しくできているかを確認するため,講義の中でプレゼンテーションなどを通して確認を行うと同時に,他の研究者とのコミュニケーション技術を養う。本科目は,物質生命理工学科カリキュラム・ポリシー5による研究室における少人数教育体制のもと,先端分野を理解するとともに,成果発表を行い,研究者としての素養を習得,さらには学修した内容を理論・技術的に応用展開する能力を習得する。

目標

卒業研究に関連した専門的な書籍や学術論文などの文献を読むことによって,卒業研究を行うにおいて必要となる様々な知識や技術を学ぶことを目的とする。また,発表形式の講義やディスカッションを通して科学者としてのコミュニケーション能力を高める。

授業外の学習

指導教員から渡された書籍や文献を事前に読み,毎回の講義の内容についてきちんと理解する(60分)。また,講義後は学修した内容について見直し,わからなかった点などについて調査する(70分) 授業期間内に一度,文献の内容をまとめ発表を行うため,常時その準備をすること(60分)。

所要時間: 190分

スケジュール

  1. イントロダクション
  2. DNAの構造・機能
  3. 染色体の構造
  4. DNAの複製・修復
  5. DNAの組換え
  6. DNAからRNAへ(転写の基礎)
  7. RNAからタンパク質へ(翻訳の基礎)
  8. 遺伝子発現の調節
  9. 遺伝子発現の特異性の制御
  10. タンパク質発現の調節
  11. DNA分子の操作
  12. 遺伝情報の解読と活用
  13. ディスカッション1 (植物の環境ストレス応答)
  14. ディスカッション2(植物のオルガネラ)

教科書

必要に応じて資料を配布する。

    参考書

    • Essential 細胞生物学

      著者: B. etal. Alberts (著), 中村桂子/松原謙一 (訳)

      出版社: 南江堂・2011

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