ゼミナールI
理工学部 - 物質生命理工学科
SML30130
コース情報
担当教員: 橋本 剛
単位数: 1
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 金2
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
授業参加
レポート
その他
レポートは本人の発表に関わるものである。 上記の割合はあくまでも目安であり,出席率,授業への参加度,予習状況等で総合的に評価する。
詳細情報
概要
これまで多くの講義で様々な知識を習得してきたが,卒業研究を行うにあたっては,それらの知識だけでは不十分である。それらの知識はあくまでも研究を始める上での土台であり,その上に研究に関連したさらに高度な知識や最先端の研究などの知識が必要となる。このゼミナールⅠでは,各研究室においてそれら卒業研究に必要な発展的な知識を専門書籍や学術論文などの文献などを通して習得する。また,知識の習得が正しくできているかを確認するため,講義の中でプレゼンテーションなどを通して確認を行うと同時に,他の研究者とのコミュニケーション技術を養う。本科目は,物質生命理工学科カリキュラム・ポリシー5による研究室における少人数教育体制のもと,先端分野を理解するとともに,成果発表を行い,研究者としての素養を習得,さらには学修した内容を理論・技術的に応用展開する能力を習得する。
目標
ディプロマ・ポリシーのうち,「学修した内容を理論・技術的に応用展開する能力を修得し,物質とナノテクノロジー,環境と生命の調和,高機能材料の創製に結びつく理工学における課題解決に貢献する能力(DP4)」を持つことを,到達の目標とする。具体的には以下の2点とする。 1)卒業研究に関連した書籍や文献などを読むことによって,あるいは大学院生の文献紹介を聴講することによって,卒業研究を行うにおいて必要となる様々な知識や技術を学ぶ。 2)発表などを通して科学者としてのコミュニケーション能力を高める。
授業外の学習
指導教員から渡された書籍や文献を事前に読み,内容についてきちんと理解しておく(所要時間:1文献につき3時間程度)。必要であれば,レジュメの準備も行っておく(所要時間:1回の発表につき8時間程度)。その他,指導教員の指示に従うこと。
所要時間: 1回の授業につき190分程度。詳細は上記「授業時間外の学習」欄を参考にすること。
スケジュール
- 研究に関わる文献の紹介方法について説明する。
- 大学院生(D1/M2)の文献紹介(1回目)を聴講し,文献紹介の方法を理解する。
- 大学院生(M1)の文献紹介(1回目)を聴講し,文献紹介の方法を理解する。
- 卒業研究に関する文献の検索を行う。また,文献引用の方法を学ぶ。 文献紹介の発表準備
- 卒業研究に関する文献紹介の発表(1回目):卒業研究に関する研究背景について また,他の学生の文献紹介発表を聴講し,質疑を行うことにより研究内容を理解する。
- 大学院生(D1/M2)の文献紹介(2回目)を聴講し,文献紹介の方法を理解する。
- 大学院生(M1)の文献紹介(2回目)を聴講し,文献紹介の方法を理解する。
- 卒業研究に関する文献調査及び紹介の発表準備
- 関連するテーマで研究している大学院生(M1)の文献紹介を聴講し, 質疑を行うことにより研究内容を理解する。
- 関連するテーマで研究している大学院生(D1/M2)の文献紹介を聴講し, 質疑を行うことにより研究内容を理解する。
- 卒業研究に関する文献紹介の発表(2回目):卒業研究に必要な理論について また,他の学生の文献紹介発表を聴講し,質疑を行うことにより研究内容を理解する。
- 大学院生(D1/M1)の文献紹介を聴講し,質疑応答を通じて研究理解を深める。
- 卒業研究に関する文献紹介の発表(3回目):卒業研究に必要な測定法について
- 文献紹介の準備・資料作成。あるいは指導教員から提示された課題についてレポートを提出する。
教科書
必要に応じて研究室で指定する。
参考書
書籍情報はありません。