ゼミナールI
理工学部 - 物質生命理工学科
SML30128
コース情報
担当教員: 近藤 次郎
単位数: 1
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 月2
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
その他
授業参画,参加態度,予習状況等で総合的に評価する。
詳細情報
概要
これまで多くの講義で様々な知識を習得してきたが,卒業研究を行うにあたっては,それらの知識だけでは不十分である。それらの知識はあくまでも研究を始める上での土台であり,その上に研究に関連したさらに高度な知識や最先端の研究などの知識が必要となる。このゼミナールIでは,各研究室においてそれら卒業研究に必要な発展的な知識を専門書籍や学術論文などの文献などを通して習得する。また,知識の習得が正しくできているかを確認するため,講義の中でプレゼンテーションなどを通して確認を行うと同時に,他の研究者とのコミュニケーション技術を養う。本科目は,物質生命理工学科カリキュラム・ポリシー5による研究室における少人数教育体制のもと,先端分野を理解するとともに,成果発表を行い,研究者としての素養を習得,さらには学修した内容を理論・技術的に応用展開する能力を習得する。
目標
卒業研究に関連した専門的な書籍や学術論文などの文献を読むことによって,卒業研究を行うにおいて必要となる様々な知識や技術を学ぶことを目的とする。また,発表形式の講義やディスカッションを通して科学者としてのコミュニケーション能力を高める。
授業外の学習
指導教員から渡された書籍や文献を事前に読み,内容についてきちんと理解しておく。必要であれば,レジュメの準備も行っておく。その他,指導教員の指示に従うこと。 予習(講義内容の事前理解)として100分程度,復習(講義内容の確認)として90分程度を要する。
所要時間: 190分
スケジュール
- オリエンテーション
- 構造生命科学の基礎1(概論)
- 構造生命科学の基礎2(X線結晶解析の入門)
- 核酸化学の基礎1(核酸の化学構造)
- 核酸化学の基礎2(核酸の立体構造)
- 核酸化学の基礎3(応用分野)
- 核酸の化学合成1(固相合成法)
- 核酸の化学合成2(核酸自動合成機)
- 核酸の精製法1(未変性ポリアクリルアミドゲル電気泳動)
- 核酸の精製法2(HPLC法)
- 核酸の精製法3(カラムクロマトグラフィー法)
- 核酸の結晶化法1(結晶化条件)
- 核酸の結晶化法2(ハンギングドロップ蒸気拡散法)
- 核酸の結晶化法3(その他の結晶化法)
教科書
適宜資料を配布する。
参考書
書籍情報はありません。