ゼミナールI

理工学部 - 物質生命理工学科

SML30121

コース情報

担当教員: 竹岡 裕子

単位数: 1

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 木1

形式: 対面授業

レベル: 300

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

その他

講義の参加状況,予習・復習,プレゼンテーション等で総合的に評価する。

100%

詳細情報

概要

これまで多くの講義で様々な知識を習得してきたが,卒業研究を行うにあたっては,それらの知識だけでは不十分である。それらの知識はあくまでも研究を始める上での土台であり,その上に研究に関連したさらに高度な知識や最先端の研究などの知識が必要となる。このゼミナールIでは,各研究室においてそれら卒業研究に必要な発展的な知識を専門書籍や学術論文などの文献などを通して習得する。また,知識の習得が正しくできているかを確認するため,講義の中でプレゼンテーションなどを通して確認を行うと同時に,他の研究者とのコミュニケーション技術を養う。本科目は,物質生命理工学科カリキュラム・ポリシー5による研究室における少人数教育体制のもと,先端分野を理解するとともに,成果発表を行い,研究者としての素養を習得,さらには学修した内容を理論・技術的に応用展開する能力を習得する。

目標

物質生命理工学科ディプロマ・ポリシー4に基づき,卒業研究に関連した専門的な書籍や学術論文などの文献を読むことによって,卒業研究を行うにおいて必要となる様々な知識や技術を学ぶことを目的とする。また,発表形式の講義やディスカッションを通して科学者としてのコミュニケーション能力を高める。

授業外の学習

指導教員から渡された書籍や文献を事前に読み,内容についてきちんと理解しておく。必要であれば,レジュメの準備も行っておく。その他,指導教員の指示に従うこと。 参考資料(「実験を安全に行うために」等)を読んでおく。事前のレジュメ作成(100分程度) 理解できなかった内容の解消,講義内容の復習(90分程度)

所要時間: 190分

スケジュール

  1. 高分子化学における研究方法と安全
  2. 文献検索方法
  3. ガラス器具の扱い方とガラス細工
  4. 合成計画の立て方
  5. 精製法
  6. 不活性下の実験
  7. 化合物同定:H,C NMR
  8. 化合物同定:多核 NMR
  9. 化合物同定:拡散NMR
  10. 元素分析
  11. 質量分析
  12. 分光法:IR
  13. 分光法:IR特殊測定
  14. 分光法:可視紫外測定

教科書

最新の論文や文献等を使用するため,現時点では指定せず,授業内で案内する。

  • 続 実験を安全に行うために第4版 基本操作・基本測定編

    著者: 化学同人編集部

    出版社: 2017年

  • バイオ実験を安全に行うために

    著者: 化学同人編集部

    出版社: 2018年

参考書

書籍情報はありません。

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