物質生命理工学実験C*

理工学部 - 物質生命理工学科

SML20500

コース情報

担当教員: 田中 邦翁

単位数: 1

年度: 2024

学期: 3クォーター

曜限: 木3, 木4, 金3, 金4

形式: 対面授業

レベル: 200

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

出席状況

50%

レポート

40%

その他

実験ノート,実験態度

10%

詳細情報

概要

本実験では,物質生命理工学実験A・Bで習得した技術や理論を基礎とし,それらの技術や理論が研究や社会の実践の場でどのように利用・応用されているかを理解するため,化学・物理学に共通する技術や理論を中心に,実験を通してその基礎を学ぶことを目的とする。実際に,物理化学的測定,解析法と,有機低分子・高分子化合物の基礎的な合成・分離技術,物性測定など,物理化学や有機化学の基礎とその理解に必要な技術や理論を習得する。 カリキュラム・ポリシーとしては,「原子・分子から高分子,生体分子にわたる物質の創製と技術開発に貢献できる能力の習得(CP3)」に対応する。

目標

ディプロマ・ポリシーのDP2に基づき,化学(物理化学,有機化学)において最先端で活躍できる専門知識を身につけるとともに,真理の探究および人類の発展や幸福に寄与する創造的な研究開発を行う力を養うことを目標とする。また,講義スケジュールに挙げた各実験の基礎理論を理解するとともに,その実験を行う技術,器具や装置の操作方法を学ぶことも併せて目標とする。

授業外の学習

予習:実験テキスト等を読み,授業内容について理解するとともに実験ノートに実験手順を整理する。所要時間:90分程度。 復習:実験ノートを整理し,結果をまとめる。結果に対する考察を行うために不明な点等を調べる。これらをもとに実験レポートを作成する。所要時間:100分程度。

所要時間: 190分

スケジュール

  1. ガイダンス:実験の説明,実験に関する講義
  2. p-ニトロアニリンの合成(1)
  3. p-ニトロアニリンの合成(2)
  4. メチルオレンジの合成(1)
  5. メチルオレンジの合成(2)
  6. 化合物の合成他(1)
  7. 化合物の合成他(2)
  8. ギ酸の酸解離定数(1)
  9. ギ酸の酸解離定数(2)
  10. ショ糖の加水分解の反応速度(1)
  11. ショ糖の加水分解の反応速度(2)
  12. 活性炭による酢酸の吸着(1)
  13. 活性炭による酢酸の吸着(2)
  14. 講評

教科書

物質生命理工学実験C 上智大学理工学部物質生命理工学科,2022

    参考書

    書籍情報はありません。

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