物質生命理工学実験B*
理工学部 - 物質生命理工学科
SML20400
コース情報
担当教員: 堀越 智
単位数: 1
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 月3, 月4
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 不可
評価方法
その他
予習状況,課題,レポート, ノート提出,テスト,理解度確認テストを総合的に評価する。 ※初回講義(ガイダンス)に出席しない者は,原則として本科目を履修しない ものとする。※提出物の遅れは原則認めない。提出物の未提出がある場合に は,実験が終了していないとみなす。※成績評価の具体的内容はガイダンスで 詳細を説明する。※実習科目のために授業を休むことはできない。
詳細情報
概要
本実験では,物質生命理工学科における専門分野(化学,生物,物理)の基礎 を化学的視点から行う。2年次後半および3年次時の専門実験と関連する基礎的 化学実験を行うとともに,実験における注意事項や,分析の概要・操作法,物 理化学的解析法について講義する(カリキュラムポリシーの項目1,3,4に該当 する)。
目標
授業(対面)を通して試薬や器具の取り扱いの作法を学ぶ。また,基礎的な実験 操作から高度な装置を用いた実験手法を習得する。さらに,2年次後半および3 年次時の学生実験にむけて研究報告のまとめた方が工夫できるようにし,加え て研究報告やデータ整理の基礎を習得する。自然科学分野の基礎を理解し,科 学技術に対する安全・倫理観,および 物理学,化学,生物学の基礎を土台と して,物理,化学,生命現象を理解する能力を習得する。この授業はディプロ マ・ポリシー1および2に該当する。
授業外の学習
実験の前日までには,テキスト読み,ノートにその日に行う実験についての目 的や作業手順,注意事項などを記載しておく(予習を事前に提出する課題もあ る)。実験終了時はノートをまとめ,課題が終了時には課題によってレポートを 作成し,翌週の実験時に提出を行う。課題レポートの提出を怠った場合には, 実験を終了していないとみなす。次回の内容をテキストを中心に予習する(135 分)。実験結果をまとめ復習する(135分)。
所要時間: 270分
スケジュール
- ガイダンス(対面:授業ルール・課題説明・レポートの書き方・安全講習) ※授業の諸注意と各課題の講義・集合場所についてはLoyolaで掲示する。 ※遅刻・欠席厳禁 ※以下は予定であり,授業の進歩状況により各テーマの回 数は変更することがありうる。※実験は各班ごとに移動しながら行う為,項目 の順序は学生ごとに異なる。
- ガイダンス:器具の使い方(対面実習)
- 課題1 ソルバトクロミズム(対面)
- ガイダンスの内容のテストとレポートの評価(対面)
- 課題2-1 酸化還元反応と銀鏡反応(対面)
- 課題2-2 酸化還元反応と銀鏡反応(対面)
- 課題3-1 吸光光度法によるアルミホイル中の鉄の定量(対面)
- 課題3-2 吸光光度法によるアルミホイル中の鉄の定量(対面)
- 課題4-1 液体試料の精製/有機定性分析(対面)
- 課題4-2 液体試料の精製/有機定性分析(対面)
- 課題5-1 有機合成の基礎と固体試料の精製(対面)
- 課題5-2 有機合成の基礎と固体試料の精製(対面)
- 課題6-1 化学工学実験のための基礎知識(オンデマンド)
- 課題6-2 化学工学実験のための基礎知識(オンデマンド)
教科書
冊子またはMoodleで配布:本学理工学部編「物質 生命理工学実験 B テキスト」や各課題のプリント
参考書
書籍情報はありません。