社会情報学
理工学部 - 情報理工学科
SIC64600
コース情報
担当教員: 伊呂原 隆
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 火5
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
リアクションペーパー
定期試験
定期試験期間中
その他
私語は減点対象とし,リアクションペーパーを受け取らない
詳細情報
概要
本講義では,社会と情報システムがどのようにつながっているのか,情報技術が社会でどのように役立っているのか等を考えていく。具体的な内容は講義スケジュールに示す通りで,産業界および学界の第一線で活躍している講師7名(各2回担当)による輪講形式で進める。 各講師が2回分をまとめて,もしくは各回において,リアクションペーパーの提出を求めるとともにMoode上もしくは口頭でフィードバックを行う。 本講義は情報理工学科キーテーマ・社会情報分野の重要科目として位置付けているので,当該分野を志望する全ての学生諸君の受講を強く推奨する. この講義は情報理工学科のカリキュラムポリシーの4.「社会に存在する情報をコンテンツとして生成・活用・蓄積・流通させることに関連する諸技術を体系的に理解するため,工学的基礎的科目から社会学的視点も取り入れた応用科目を通じて,最先端情報技術の利活用と創出を担う人材育成に必要な能力を修得させる。」科目に相当する。
目標
1) 社会と情報システム・情報技術のつながりについて理解を深めること 2) 社会における様々な情報システムについて,数多くの実例を列挙しながら,それぞれのシステムの利用背景,導入目的,システムとしての構造,有用性などについて明確な説明ができるようになること 情報理工学科のディプロマポリシー4に掲げる「IoT,人工知能,データベース,ソフトウェア工学等の情報の生成・活用・蓄積・流通に関わる基礎技術を理解し,最先端情報技術を利活用・創出できる能力」を身に着ける。
授業外の学習
【予習】(所要時間:各回 60 分程度) ① Moodleから配布される講義資料をじっくり読み込む,あるいは事前課題の内容に取り組む(30分)。 ② 分からない用語や概念があれば可能な範囲で予め自分で調べ,講義の流れをある程度把握しておく(30分)。 【復習】(所要時間:各回 130 分程度) ① 毎回の講義で出題される演習問題(リアクションペーパー)を中心とした講義内容の復習を行う(30分)。 ② 毎回の講義で紹介されたケーススタディおよびその関連領域などについて,書籍,新聞,雑誌などで調査し,その要点をまとめておく(100分)。
所要時間: 190分
スケジュール
- インターネットが実現するコミュニケーション社会基盤 (ICT市場環境のパラダイムシフト)
- インターネットが実現するコミュニケーション社会基盤 (ICTネットワークが何を実現するのか?)
- コンピュータの発展とその社会的影響(基礎編)
- コンピュータの発展とその社会的影響(応用編)
- 選挙をデザインする最適化モデル(一票の格差をめぐって)
- 選挙をデザインする最適化モデル(投票のしやすさをめぐって)
- 世界を飲み込むソフトウェア(基礎編)
- 世界を飲み込むソフトウェア(応用編)
- サイバー文明論(インターネット社会の現実と課題)
- 事業会社で必要なデータサイエンススキル
- サイバー文明論(インターネット社会の未来と展望)
- 事業会社におけるデータサイエンスの活用
- 生産物流分野で活用されている社会情報 (インダストリアル・エンジニアリング)
- 生産物流分野で活用されている社会情報 (サプライチェイン・マネジメント)
教科書
教科書の指定はない。Moodleから講義資料を配布する。
参考書
書籍情報はありません。