計測と制御
理工学部 - 情報理工学科
SIC64500
コース情報
担当教員: 林 等
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 木5
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
定期試験
定期試験期間中
その他
単元毎の演習成果や提出課題,出欠を総合評価する。提出課題を3回以上未提出の場合は不合格となる。また,欠席を3回以上した場合は不合格となる。第1回目は出欠をとらない。
詳細情報
概要
・教材提供や資料の掲示,課題提出,出欠にはMoodleを使用するので,授業受講にあたっては,Moodleでコースの登録を済ませておくこと。 履修登録とは連動していないので,各自で別途登録が必要である。 本講義では,PythonをPCにダウンロード/インストールして使用します。併せて,Python用制御工学ライブラリ「python-control」も利用します。 https://github.com/python-control/python-control 計測および現代制御の基礎も含めて,Pythonを用いた演習を行いながら授業を進める。 講義内容の理解を深めるために,毎回演習を行う。 この科目は情報理工学科のカリキュラム・ポリシーの「情報通信技術に関するソフトウェアおよびハードウェアについて,システムの構成要素からそれらの統合に至る幅広い技術分野を網羅する複数の基礎的科目を通じて,通信システム全体を把握した上で専門的な技術を学び,情報通信技術者に必要な基礎を修得させる」科目に相当する。
目標
理工学系の専門教養としての計測と制御に関する知識を身につけることを目標とする。 情報理工学科のディプロマ・ポリシーに掲げる「情報通信に関する基礎技術を理解し,情報通信技術の発展にかかわる諸課題を主体的に解決できる能力」を身につける。
授業外の学習
【予習】(所要時間:各回110分程度) ・教材の内容に目を通して,内容と疑問点を把握しておく。 【復習】(所要時間:各回80分程度) ・指定された課題に取り組む。
所要時間: 少なくとも190分以上の予習復習が必要である。
スケジュール
- イントロダクション 状態空間表現 行列とベクトルの基本事項
- 状態空間表現と伝達関数表現の関係 状態変数線図と状態変数変換
- 状態方程式の自由応答 システムの応答 ~状態方程式の解~
- システムの応答と安定性
- 状態フィードバックと極配置
- システムの可制御性と可観測性
- オブザーバの設計
- 状態フィードバック制御とオブザーバの併合システムの設計
- サーボ系の設計
- 最適制御
- マイクロ波回路の基礎
- マイクロ波伝送線路(その1) 電圧反射係数
- マイクロ波伝送線路(その2) Sパラメータ
- マイクロ波伝送線路(その3) 結合伝送線路
教科書
下記参照
マイクロ波回路とスミスチャート(CD-ROM付き)
著者: 谷口,曾,森
出版社: 共立出版・2010年
はじめての現代制御理論 改訂第2版
著者: 佐藤,下本,熊澤
出版社: 講談社・2022年
参考書
書籍情報はありません。