メディア工学*
理工学部 - 情報理工学科
SIC64300
コース情報
担当教員: 矢入 郁子
単位数: 2
年度: 2024
学期: 3クォーター
曜限: 金4, 金5
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
授業参加
レポート
その他
全講義終了後の最終レポート課題30%とします.この提出がない受講者はFになりますので,ご了承下さい.
詳細情報
概要
コンピュータや通信技術の発展に伴い,メディアの定義が大きく変わるとともに,最先端情報通信技術がメディアに次々と含まれていっています.当講義は,進歩が早くキャッチアップの難しい最先端情報通信技術と,全体像がわかりにくい情報通信産業とを,受講者が体系的に理解し,深い知識を身につけるよう工夫されています.受講時間外だけでなく受講時間中もmoodleの各種機能を利用し,講義はインタラクティブに行われます.授業時間内外の課題だけでなく,講義中の発言やグループディスカッションも活発に行うよう心がけて下さい.受講には持ち込み機器が必要です(作業しやすさの観点からはPCを推奨します).この講義は,情報理工学科のカリキュラムポリシー4,「社会に存在する情報をコンテンツとして生成・活用・蓄積・流通させることに関連する諸技術を体系的に理解するため,工学的基礎的科目から社会学的視点も取り入れた応用科目を通じて,最先端情報技術の利活用と創出を担う人材育成に必要な能力を修得させる。」に該当します.
目標
資料を読み解く力,考える力,ディスカッションする力,発信する力を鍛え,情報通信技術についての体系的な理解と知識を深めることが皆さんの到達目標です. この講義は情報理工学科のディプロマポリシーに掲げる「IoT,人工知能,データベース,ソフトウェア工学等の情報の生成・活用・蓄積・流通に関わる基礎技術を理解し,最先端情報技術を利活用・創出できる能力」を身に着けることを目的としています.
授業外の学習
授業外で課される全課題(レポート3回,最終レポート)の提出のための執筆作業時間としては,最低限10時間は要するでしょう.その他,日々,意識的に最先端情報通信技術のニュースを読み,内容を噛み砕くことまでもがこの授業の予習,復習となります.授業をきっかけに貪欲に興味と知識,思考を深めていって下さい.
所要時間: 190分
スケジュール
- ガイダンス ・講義の内容の説明 ・moodleを使ったインタラクション方法,学生の授業参加およびディスカッション方法などの説明
- イントロダクション:日米の情報通信技術・情報通信産業の比較
- 概論1:インターネットの社会基盤化とその先端技術
- 概論2:メディアの成立とディジタル化の歴史,その先端技術と法律との関係
- 概論3:コンピュータとインタフェース技術の歴史とその先端技術
- 概論4:モバイルコンピューティングとクラウドコンピューティング
- 最先端情報通信トピック1:Future Internet(インターネットの次の有線ネットワーク), Beyond the 5G(5Gの次の無線通信技術)
- 最先端情報通信トピック2:Internet of Things(IoT)
- 最先端情報通信トピック3:VR
- 最先端情報通信トピック4:Compute Human Interaction(人とコンピュータの間のインタフェース技術)
- 最先端情報通信トピック5:人工知能
- 最先端情報通信トピック6:ロボット
- 最先端情報通信トピック7:未来創造のためのディジタル技術の深化
- 最先端情報通信トピック8:人類発展のための情報通信技術と脳科学・生物学の融合
教科書
テキストはmoodleで提供されます。
参考書
書籍情報はありません。