実験心理学

理工学部 - 情報理工学科

SIC61300

コース情報

担当教員: 駒井 章治

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 金1

形式: 対面授業

レベル: 300

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

出席状況

30%

授業参加

30%

リアクションペーパー

20%

レポート

20%

その他

Slack等のツールを活用し,授業への積極的なコミットメントを評価する。 具体的には日常のコメントや質問(リアクション),プレゼンや質問,投票などを通して授業に参加し,自ら学ぶ姿勢を総合的に判断する。

0%

詳細情報

概要

日常にみられる出来事や行動を実験心理学的視点で見つめ直し,記述・解析することをグループディスカッションをベースに行う.必要なデータの取得,解析も行う.Project Based LearningによるActive Learningを行うことで,理工学部のカリキュラムポリシーの1「科学・技術の諸問題を幅広いおよび国際的視野から解決する基礎的な能力」(課題設定能力や議論,課題解決能力などを含む)を養うことを目的とする. 基本的に対面で実施します。状況に応じてハイフレックス授業を行いますが,その場合Zoom を利用して行います。Zoom のミーティング ID およびパスワードは必要に応じて事前に Loyola「授業掲示板」に掲出します。初回授業にて皆さんもお目にかかれるのを楽しみにしております。

目標

1) 日常に潜む自らの関心事を見出し,科学の対象として扱う能力を身につける. 2) 自らの関心事の学術的背景を検索し,根拠に基づく論理展開を養う. 3) 他者と対話,議論することにより意見の醸成を図り,新たな気付きを引き出す. 4) 議論の結果を取りまとめ,発表,質疑応答することで自らの意見や考えを整理しまとめる. 5) リーダーシップ,フォロワーシップ等のチームにおける役割を把握し,遂行する. 6) 心理学,脳科学の基本的な考え方,知識を身につける.

授業外の学習

- 毎回のアジェンダ設定,情報検索,文献の取りまとめなどグループで手分けして,担当をきちんとこなす.(各回所要時間2時間程度) - コンセプトマップの作成により自らの興味に関連したテーマの深掘りと各グループの方向性をあわせた発表準備.(各回所要時間2時間程度)

所要時間: 190分

スケジュール

  1. ウェルカムとコース説明
  2. アイスブレイクとグループ分け.グループのゴール設定
  3. 脳科学基礎
  4. 心理学基礎
  5. "Game"
  6. アイデア・シェアと議論・対話 / グループのゴールに合わせたチャプターの選定と優先順位付け
  7. 前半の基礎チャプターからキーワードを抜き出し,カテゴリーマップの作成と次週の準備
  8. アイデア・シェアと議論・対話
  9. 後半の応用チャプターからキーワードを抜き出し,カテゴリーマップの作成と次週の準備 (1st round)
  10. アイデア・シェアと議論・対話
  11. 後半の応用チャプターからキーワードを抜き出し,カテゴリーマップの作成と次週の準備 (2nd round)
  12. アイデア・シェアと議論・対話
  13. これまで学んだ様々なアイデアやファクトを統合して,グループで設定したゴールに対して最終プレゼンテーション作成と次週の準備 (Final round)
  14. アイデア・シェアと議論・対話

教科書

参考書で挙げている「認知心理学」をベースに授業を行う

    参考書

    • 認知心理学

      著者: 箱田 裕司, 都築 誉史, 川畑 秀明, 萩原 滋

      出版社: 有斐閣 (2010/6/30)

    • Physiology of Behavior

      著者: Neil Carlson

      出版社: 2012, Pearson

    • 心理学

      著者: 無籐隆,森敏明,遠藤由美,玉瀬耕治

      出版社: 有斐閣・2018

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