卒業研究II
理工学部 - 情報理工学科
SIC40231
コース情報
担当教員: 山中 高夫
単位数: 1
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 水4
形式: 対面授業
レベル: 400
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
その他
研究活動への参加状況,研究進捗状況,研究発表会,研究成果に関する提出物(卒業論文・要旨)等で総合的に評価する。 卒業研究Ⅱは1単位分のゼミナールを含む。
100%
詳細情報
概要
研究テーマを定め指導教員の指導のものに研究を行う。教員の指導を受けながら研究を遂行し,その進捗状況についての報告を行う。その過程を通して学生が研究分野の学識を深めることを目的とする。卒業研究Ⅱでは,Ⅰで修得した知識等を基に,研究をさらに発展させ,最終的に研究成果を卒業論文および要旨としてまとめ,研究発表を行う。この講義は情報理工学科のカリキュラムポリシーの2における「人間を理解するための科目」に相当する。
目標
研究を遂行し,研究成果を卒業論文および要旨としてまとめ,研究発表を行う過程を通して研究分野の学識を深めることを目標とする。情報理工学科のディプロマポリシー2に掲げる「人間に関わるあらゆる側面に対応できる能力」を身に着ける。
授業外の学習
(1) 自分の研究テーマに関して関連研究を調査する(3時間程度) (2) プログラミングを行うことで,自分の研究テーマに関する提案手法を実装する(3時間程度) (3) 作成したプログラムを利用して,提案手法と従来手法の評価実験を行う(2時間程度) (4) 毎回の打ち合わせ時に効率的に報告ができるように,研究の進捗状況や実験結果などをまとめる(1時間程度)
所要時間: 合計9時間程度/週
スケジュール
- 毎回,研究の進捗状況や得られた実験結果を報告する。以下のスケジュールは大まかな研究の流れの例である。卒業研究Iを受講中に研究テーマの設定,先行研究時の調査,先行研究の公開プログラム・データベースの調査などを行っておく必要がある。
- 提案手法の実装を1~2ヶ月程度かけて行う。最初の4~8回くらいまでは,実装の進捗報告や分からない部分の指導などが中心となる。
- 提案手法の実装(進捗目標20%程度)
- 提案手法の実装(進捗目標35%程度)
- 提案手法の実装(進捗目標50%程度)
- 提案手法の実装(進捗目標65%程度)
- 提案手法の実装(進捗目標80%程度)
- 提案手法の実装(進捗目標100%程度)
- 提案手法の実装ができたら,評価実験を行う。比較対象として,従来手法の評価実験も行う。従来手法は,先行研究のプログラムが入手できる場合はそれを使用し,入手できない場合は従来手法も実装する必要がある。この評価実験を1~2ヶ月程度かけて行う。卒業研究IIの時間では,その評価実験の進捗報告や評価方法の検討などを行う。
- 評価実験(進捗目標25%程度)
- 評価実験(進捗目標50%程度)
- 評価実験(進捗目標75%程度)
- 評価実験(進捗目標100%程度)
- 卒業論文の作成に向けて,細かい条件を整えた評価実験や確認実験などを行う。
教科書
特にない。毎週作成する研究報告書に基づいて議論する。
参考書
書籍情報はありません。