卒業研究II

理工学部 - 情報理工学科

SIC40211

コース情報

担当教員: 大城 佳奈子

単位数: 1

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 金1

形式: 対面授業

レベル: 400

アクティブラーニング: なし

他学部履修: 不可

評価方法

その他

研究活動への参加状況,内容の理解度,研究進捗状況,研究発表会,研究成果に関する提出物(卒業論文・要旨)等で総合的に評価する。

100%

詳細情報

概要

研究テーマを定め指導教員の指導のものに研究を行う。教員の指導を受けながら研究を遂行し,その進捗状況についての報告を行う。その過程を通して学生が研究分野の学識を深めることを目的とする。卒業研究Ⅱでは,Ⅰで修得した知識等を基に,研究をさらに発展させ,最終的に研究成果を卒業論文および要旨としてまとめ,研究発表を行う。 この講義は情報理工学科のカリキュラムポリシーの5「すべての情報分野における基礎的理論を理解するため, 数学の基礎科目を通じて, 最低限の知識を学生全員に身に着けさせる。また大学院において数学を研究することをめざす学生が専門的な現代数学科目を通じてその知識を習得させる。」科目に相当する。

目標

研究を遂行し,研究成果を卒業論文および要旨としてまとめ,研究発表を行う過程を通して研究分野の学識を深めることを目標とする。 この講義は情報理工学科のディプロマポリシーの5「情報科学を含むすべての現代科学の理解に不可欠な数学の知識を学び, 現代社会の情報技術における様々な問題を主体的に解決できる能力」を身に着ける。

授業外の学習

教員の指示に従い恒常的に研究を行う。研究報告や学習内容の発表等に際しては,十分な準備が必要である。(所要時間:各回につき最低でも8時間。納得できるまで。)

所要時間: 8時間以上

スケジュール

  1. 以下は「結び目群とアレキサンダー多項式」を卒業研究IIのテーマとしたときの研究計画の一例である。 ファン・カンペンの定理:生成元,関係式
  2. ファン・カンペンの定理:計算
  3. 曲面の基本群
  4. 結び目理論の基礎:結び目,絡み目,ライデマイスターの定理
  5. 結び目理論の基礎:トーラス結び目
  6. 結び目群
  7. 結び目群の計算
  8. 結び目群の応用:様々な群への表現の数
  9. 結び目群の応用:アレキサンダーイデアル
  10. 結び目群の応用:アレキサンダー多項式
  11. 卒業論文指導
  12. 卒業研究発表会用要旨作成指導
  13. 卒業研究内容成果発表(研究室内)
  14. 卒業研究発表会

教科書

初回打合せで使用テキストを決定する.

    参考書

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