卒業研究II

理工学部 - 情報理工学科

SIC40207

コース情報

担当教員: 平田 均

単位数: 1

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 月6

形式: 対面授業

レベル: 400

アクティブラーニング: なし

他学部履修: 不可

評価方法

出席状況

40%

授業参加

60%

その他

研究活動への参加状況,研究進捗状況等で総合的に評価する。 卒業研究IIは1単位分のゼミナールを含む。 卒業論文の提出およびその発表は,単位取得のための必要条件である。

0%

詳細情報

概要

前期の卒業研究Iで学んだ内容から各自の卒業論文テーマを選び,関連するテキストや研究論文を講読し各自の卒業論文の執筆を行う。また,そのために必要なTeXを始めとするソフトの使用法も必要に応じて学ぶ。 この科目は,情報理工学科のカリキュラム・ポリシー「全ての情報分野における基礎的理論を理解するため,数学の基礎科目を通じて,最低限の知識を学生全員に身に付けさせる。また大学院において数学を研究することをめざす学生が専門的な現代数学科目を通じてその知識を修得させる。」に対応している。

目標

情報理工学科のディプロマポリシー5「情報科学を含むすべての現代科学の理解に不可欠な数学の知識を学び,現代社会の情報技術におけるさまざまな問題を主体的に解決する能力」を身に着ける事を目標とする。より具体的には,各自がそれぞれのテーマで卒業論文を完成させ,卒論発表会でその内容を発表する事を目標とする。

授業外の学習

実験系研究室と比較して研究室自体での拘束時間は長くないが,その分授業時間外の予習復習が重要となる。最低限毎日2時間以上の予習復習を行うことが必要である。さらに卒業論文の提出は絶対条件であり,卒業論文完成のためには可能なすべての時間を割く必要がある。

所要時間: 毎回のゼミ発表を行うためには,少なくとも毎日1時間,週7時間程度の事前準備が必要である。

スケジュール

  1. 前期の卒業研究Iで学んだ内容を前提として,各自の卒業論文の大まかなテーマを確認する。
  2. 前期に引き続きテキストの講読を行うと共に,各自の卒業論文の大まかなテーマに沿った文献を調べる。
  3. 各自の卒業論文の大まかなテーマに関する文献を探して内容を理解してセミナーで発表する。
  4. 前回に引き続き,各自の卒業論文の大まかなテーマに関する文献の内容を理解し,セミナーで発表して議論する。
  5. テキストセミナーを行って,各自の卒業論文テーマに関し,より具体的な内容を詰める。
  6. より具体的に決まってきた各自の卒業論文テーマに関して,その研究実現のために必要な文献を探す。
  7. 具体的な各自の卒業論文の研究に必要な関連文献に関してテキストセミナーで発表する。
  8. 各自の卒業論文の内容に関して,それまでの結果との比較を行う。
  9. 卒業論文の執筆を始め,その進行状況をセミナー発表する。
  10. 卒業論文の執筆をしながら,その進行状況を発表して他の学生等と議論する。
  11. 卒業論文の執筆をしながら,その進行状況を発表して議論し,論文内容の精度を高める。
  12. 卒業論文の執筆をしながら,その進行状況を発表して議論し,それを基にして卒業論文の修正を行う。
  13. 卒業論文の完成を目指しながら,発表会のプロジェクタ資料等も作成する。
  14. 卒業論文を完成させ,口頭発表の練習を行う。

教科書

卒業研究Iのテキスト以外にも,適宜関係する書籍や論文の講読も行う。

  • 数理生態学 -- 個体群動態の数理モデリング入門

    著者: 瀬野裕美

    出版社: 共立出版 (2007)

  • 姓の継承と絶滅の数理生態学 -- Galto-Watson分枝過程によるモデル解析

    著者: 佐藤葉子・瀬野裕美

    出版社: 京都大学学術出版会 (2003)

参考書

書籍情報はありません。

© 2025 上智非公式シラバス. All rights reserved.