卒業研究I
理工学部 - 情報理工学科
SIC40123
コース情報
担当教員: 田村 恭久
単位数: 1
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 月2
形式: 対面授業
レベル: 400
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
20%
授業参加
20%
その他
「到達目標」に示す項目の到達度合い。
60%
詳細情報
概要
教育工学の分野において,研究として成立するテーマを各自が設定することを目標とする。このため,研究室における過去の研究を理解するとともに,Google Scholarを用いた先行研究調査,学会研究会や展示会への参加,研究アイデアを議論するブレーンストーミングなどを行う。研究テーマとして成立するための条件である「独自性」「有効性」「情報システムとしての実現可能性」「仮説を検証するパラメータと測定・検証方法」を,各自のテーマについて議論する。原則として毎週打ち合わせを行い,全員が前回の打ち合わせからの進捗を報告する。自分以外の発表においても,その内容を理解し積極的に議論に参加することが求められる。 本科目は情報理工学科のカリキュラムポリシーの2「人間における脳や神経活動,感覚情報など,人間を理解するための科目から,人間の体や活動の計測,福祉や教育への応用も視野に入れた科目を通じて,科学的側面と工学的側面の両方を学び,学際・融合的な知識を修得させる」科目に相当する。
目標
・学生の関心分野に応じた,独自性のある仮説を設定すること ・この仮説と論理的に整合する背景・先行研究・実験設計を提示できること ・仮説の検証が教育現場などの問題解決に貢献することを主張できること
授業外の学習
全員が毎回,仮説の考案,先行研究調査,実験設計などを発表する。この作業や発表準備に10〜20時間程度の自習時間を要する。
所要時間: 10〜20時間
スケジュール
- 導入,教育工学入門
- 学習履歴分析
- 関心分野のヒヤリング
- 先行研究調査
- 研究ストーリー(IMRAD)
- 研究の独自性/有効性/実現可能性について
- 研究マップによる独自性の主張
- 研究ストーリー案レビュー
- 実現可能性調査
- システム設計レビュー
- 研究の有効性と産学連携
- Academic Writing
- 研究ストーリー発表準備
- 研究ストーリー発表,レビュー
教科書
特になし。
参考書
書籍情報はありません。