卒業研究I

理工学部 - 情報理工学科

SIC40120

コース情報

担当教員: 炭 親良

単位数: 1

年度: 2024

学期: 春学期

曜限: 水5

形式: 対面授業

レベル: 400

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

その他

研究への取り組み状況,研究の進捗状況等で総合的に評価する。

100%

詳細情報

概要

指導教員の指導の下に指導教員の定めた研究テーマに取り組む。今年度の研究テーマの分野は主として医用超音波イメージングと電磁波イメージング(光波イメージングを含む)である。研究分野に関する指導教員の講義や配布資料の他,専門の文献にも触れ,研究分野や研究テーマの造詣を深める。また,基本的な実験やプログラミングにも取り組む。これらを通じ,卒業研究IIにて本格化する卒業研究の基礎固めを行う。適宜,成果報告を行う。情報理工学科のカリキュラム・ポリシーである,情報科学,通信科学,数学,生物学を基礎とし,人間,通信,社会,数理の情報分野を複合的に学習し,また,文理融合的視点も併せ持ち,情報を総合的且つ専門的に分析,統合,展開する能力を養成する科目である。特に,ポリシー3の「情報通信(ハードウェアやシステムの計測)」とポリシー2の「人間情報(人間の体と活動の計測,理解,応用)」の専門科目である。

目標

・研究を遂行する過程を通じ研究の進め方を習得するとともに,研究分野や研究テーマの造詣を深める。 ・研究分野や研究テーマに関連する欧文記事を読める様になる。 ・基本的な実験方法やプログラミングを習得する。 ・基礎固めを行い,最終的には卒業研究IIにて本格化する卒業研究の準備を終える。 ・特に引継ぎの研究に関しては,夏休み以降の直近に学会等にて発表する。 ・情報理工学科のディプロマ・ポリシーである,「情報」を基盤として人間と社会を複合的に深く理解する能力,人間や社会が有する知識・知恵・経験を蓄積して目に見える情報として整理できる能力,人間情報・情報通信・社会情報・数理情報を有機的に組み合わせて人間や社会に還元する能力(詳細にはポリシー1~5)を修得する。特に,ポリシーの1にある「現代社会の情報の意味付けや原理・理論,社会の様々な分野での日常的な応用を理解し,幅広い一般教養と倫理観,国際化の進展に対応できる素養」に加え,ポリシー3にある「情報通信に関する基礎技術を理解し,情報通信における基礎技術と諸課題を主体的に解決できる能力」とを身に着ける。また,ポリシー2にある「人間に関わる情報処理を理解し,人間に関わる様々な側面に対応できる能力」も培う。

授業外の学習

進捗状況を週1回報告できるように研究を進めること。また,発表の準備は十分に行うこと(30分)。 研究は授業時間外の自主的な取り組みがメインであるが,そのための指導教員の指示のもとで行うこと(6時間/日)。不明な点を生じた場合は熟考の上,指導教員に確認を取り研究を進めること。 研究室,実験装置,PCは,毎日使用できる。

所要時間: 6時間/日。

スケジュール

  1. 『※以下は予定であり,研究の進行状況(結果)に依存し,内容を調整することがある。』 指導教員による講義のもとに研究課題に取り組ませる。 <医用画像概論(その1,エコーイメージング)><電磁波画像(その1)>
  2. 指導教員による講義のもとに研究課題に取り組ませる。 <医用画像概論(その2,高調波イメージング)><電磁波画像(その2)>
  3. 指導教員による講義のもとに研究課題に取り組ませる。 <医用画像概論(その3,ドプライメージング)><電磁波画像(その3)>
  4. 指導教員による講義のもとに研究課題に取り組ませる。 <医用超音波概論(その4,その他のイメージング)><電磁波画像(その4)>
  5. 指導教員による講義のもとに研究課題に取り組ませる。 <超音波物理,振る舞い,欧文記事><電磁波画像(その5)>
  6. 指導教員による研究分野の講義のもとに研究課題に取り組ませる。 <超音波物理,物性,欧文記事><電磁波画像(その6)>
  7. 指導教員による講義のもとに研究課題に取り組ませる。 <信号処理アルゴリズム(その1,エコーイメージング),欧文記事><電磁波画像(その7)>
  8. 指導教員による講義のもとに研究課題に取り組ませる。 <プログラミング(その1,エコーイメージング)><電磁波画像(その8)>
  9. 指導教員による講義のもとに研究課題に取り組ませる。 <信号処理アルゴリズム(その2,高調波イメージング),欧文記事><電磁波画像(その9)>
  10. 指導教員による講義のもとに研究課題に取り組ませる。 <プログラミング(その2,高調波イメージング)><電磁波画像(その10)>
  11. 指導教員による講義のもとに研究課題に取り組ませる。 <信号処理アルゴリズム(その3,ドプライメージング),欧文記事><電磁波画像(その11)>
  12. 指導教員による研究分野の講義のもとに研究課題に取り組ませる。 <プログラミング(その3,ドプライメージング)><電磁波画像(その12)>
  13. 指導教員による講義のもとに研究課題に取り組ませる。 <信号処理アルゴリズム(その4,その他のイメージング),欧文記事><電磁波画像(その13)>
  14. 指導教員による講義のもとに研究課題に取り組ませる。 <プログラミング(その4,その他のイメージング)><電磁波画像(その14)>

教科書

下記のテキスト以外に,各研究テーマにあったものを使用する(研究室に用意してある)。

  • 新超音波医学,1巻 医用超音波の基礎 日本超音波医学会編

    著者: 炭親良(分筆)

    出版社: 医学書院

参考書

書籍情報はありません。

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