情報学演習III
理工学部 - 情報理工学科
SIC30501
コース情報
担当教員: 宮本 裕一郎
単位数: 1
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 金4
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
その他
授業参画状況(50%),演習及びレポート(50%)から総合的に判断する.
100%
詳細情報
概要
Mathematica,LaTeX,MATLABを使用して,数値計算(ベクトル,マトリックス演算など),数値解析(科学技術計算ライブラリの利用を含む),数式処理,論文作成,ビジュアリゼーション(計算結果のグラフやグラフィックス表示)などについて実習する.画像処理に関する実習ではPythonやC++も使用する. この講義は情報理工学科のカリキュラム・ポリシーに掲げる「情報を総合的かつ専門的に分析・統合・展開する能力を養成する」ための基礎力を習得する科目である.
目標
この演習においては,アプリケーションの利用に習熟すると同時に,問題の定式化と解を与えるアルゴリズムの理解を深めることを目的としている. なおこれらは,情報理工学科のディプロマ・ポリシーに掲げる「「情報」を基盤として人間と社会を複合的により深く理解する人材」となるために必要な情報技術の基礎を技能を身につけることを到達目標としている.
授業外の学習
演習科目であるので,前の週に行われた内容を理解していることを前提とする.よって講義に臨む前に前回の復習をしておくことが不可欠である.各回において提出課題が課せられるので,復習を兼ねて,100分程度の時間をかけて課題に取り組む.
所要時間: 100分
スケジュール
- Mathematica 簡単な計算
- Mathematica リスト処理
- Mathematica プログラミング
- Mathematica グラフィックス
- LaTeX Unix超入門,LaTeXのコンパイル,テキストモードと数式モード
- LaTeX 数式モード中の記号,数式中のテキスト,matrix環境など
- LaTeX フォント,箇条書き,表組み,章・節,定理環境,参照など
- Matlab 行列の計算
- Matlab 簡単なプログラミング
- Matlab 多量データのグラフ化
- Matlab 数値解析法
- Matlab 画像のデータ表現とプログラミング
- Matlab 映像のデータ表現とプログラミング
- Matlab 高度な画像処理プログラミング
教科書
講義資料は授業中にMoodleなどを通じて提供する.
参考書
書籍情報はありません。