情報理工学実験II*
理工学部 - 情報理工学科
SIC30100
コース情報
担当教員: 林 等
単位数: 1
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 木3, 木4
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
その他
レポートの提出状況およびレポートの内容の評価,実験の出欠遅刻早退等の出欠状況,実験態度などから総合的に判断して行う。 妥当な理由なく実験実施期間中に1/3以上の欠席回数がある場合には必ず不合格となる。 1課題(3回で行う)のうち,2回以上欠席したものは,その課題は出席を含めて0点とする。 レポート内容が不十分である場合は出欠状況によらず不合格となる可能性がある。 他人(先輩を含む)のレポートを入手してコピーするのは不正行為である。自分の考えに基づきレポートを作成すること。また,他人にレポートを提供した場合も不正行為とする。採点時に,剽窃チェックシステムを利用して他人の文章(レポート,web上の記事)との類似度をチェックする。コピーと判定された場合は総合判定をFとする。コピー元(提供者)に対しても総合判定をFとする。
詳細情報
概要
実験Ⅰに引き続き,電気・電子・情報・通信工学分野の専門的な内容を対象として実験を行う。具体的には,ディジタル通信の基礎,電子回路の設計,ディジタル信号処理,電子計測と制御に関する実験を行う。 情報理工学に関するハードウェア技術やその応用,関連する講義内容の理解を深めることを目的としている。実験の課題は次のものである。(1)ディジタル変復調方式,(2)演算増幅器を用いたフィルタおよび信号発生器,(3)ディジタル信号処理,(4)計測と制御。 実験の目的を満たすためには,実験の進め方についての予習と,データの十分な検討が必要とされる。 この講義は情報理工学科のカリキュラム・ポリシーの3「情報通信技術に関するソフトウェアおよびハードウェアについて,システムの構成要素からそれらの統合に至る幅広い技術分野を網羅する複数の基礎的科目を通じて,通信システム全体を把握した上で専門的な技術を学び,情報通信技術者に必要な基礎を修得させる」科目に相当する。
目標
1)得られた結果を整理することができること。 2)考察を加え,その結果が妥当なものかどうか判断できる能力を養うこと。 3)もし妥当でないことが判明した場合には問題点の所在を明らかにできること。 4)これらをレポート形式でまとめ記述できること。 改めてガイダンスで説明する。 情報理工学科のディプロマ・ポリシー3に掲げる「情報通信に関する基礎技術を理解し,情報通信技術の発展にかかわる諸課題を主体的に解決できる能力」を身につける。
授業外の学習
【予習】80分以上 事前に指導書を熟読し,実験の目的(何を学ぶのか),実験上の注意事項,実験の手順,予想される結果などを把握し,実験がスムーズに行えるよう準備する。 【復習】300分以上 実験中のメモに基づきデータを整理してグラフ・表を作成するとともに,指導書に書かれた検討や考察を行い,レポートを作成する。考察の際には,専門書や参考文献を調べて,結論に至る理由を明確に文章化する。
所要時間: 少なくとも週1回あたり380分以上の予習復習が必要である。
スケジュール
- 実験ガイダンス,ガイダンスで2回目以降の班別の進行予定を説明する。
- 実験 1-1
- 実験 1-2
- 実験 1-3
- 実験 2-1
- 実験 2-2
- 実験 2-3
- 実験 3-1
- 実験 3-2
- 実験 3-3
- 実験 4-1
- 実験 4-2
- 実験 4-3
- 実験まとめ
教科書
担当教員が指定するMoodleあるいはwebからダウンロードする。
参考書
書籍情報はありません。