情報理工学II(コンピュータソフトウェア)

概要

コンピュータソフトウェアの基礎的な技術や概念を学ぶ．プログラム内蔵方式，プログラム実行の仕組み(機械語とその実行)，メモリアドレッシング，文字データ，オペレーティングシステムの機能(プロセス管理，メモリ管理)，コンパイラなどを講述する． 毎回，Moodleによるリアクションペーパの回答と，演習課題の提出を求める． この講義は，情報理工学科のカリキュラムポリシーの4「社会に存在する情報をコンテンツとして生成・活用・蓄積・流通させることに関連する諸技術を体系的に理解するため,工学的基礎的科目から社会学的視点も取り入れた応用科目を通じて,最先端情報技術の利活用と創出を担う人材育成に必要な能力を修得させる」科目に相当する．

目標

コンピュータのハードウェアとソフトウェアは密接に関連して動作していることを理解する． 複雑で高度な処理を行うコンピュータソフトウェアが，基本的な動作の組み合わせで，人間の扱う情報を処理していることを理解し，その基礎的な技術や概念を身につける． 情報理工学科のディプロマポリシーの4に掲げる「IoT,人工知能,データベース,ソフトウェア工学等の情報の生成・活用・蓄積・流通に関わる基礎技術を理解し,最先端情報技術を利活用・創出できる能力」を身につける．

授業外の学習

【予習】(60分) ・講義資料をダウンロードし内容に目を通す(30分)． ・不明な語句について調べ，疑問点を把握しておく(30分)． 【復習】(130分) ・講義資料を用いて授業の内容を復習し要約を作成する(60分)． ・演習問題・小テストに取り組む(60分)． ・リアクションペーパに解答する(10分)． 必要な時間は個々人の理解度により増減する．

所要時間: 190分