基礎プログラミング

理工学部 - 情報理工学科

SIC10200

コース情報

担当教員: 川端 亮

単位数: 1

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 水4

形式: 対面授業

レベル: 100

アクティブラーニング: あり

他学部履修: 不可

評価方法

定期試験

定期試験期間中

30%

中間試験

授業期間中

30%

その他

・毎回出席しての演習の取り組み状況 ・演習レポート ・確認ための小テスト など ※授業に無関係の作業を行っていたり,座っているだけで演習を行っていないなどは減点,または欠席と判断します.

40%

詳細情報

概要

コンピュータ上では,ソフト(ソフトウェア),アプリ(アプリケーション)などと呼ばれる様々なプログラムを動かす.プログラムとは,計算や処理の手順をプログラミング言語で書いたものである.コンピュータは,プログラムを読み込み,その手順通りに実行することで仕事を行う.コンピュータが内蔵された機器やPC (Personal Computer)を動かすために,プログラムを作成することは欠かせない. 本講義では,プログラム作成(プログラミング)の基礎を学ぶ.プログラムの基本的な概念である,変数,型,条件分岐,繰り返し,配列,関数などを,実際にプログラムを作成,実行して理解する.プログラミング言語にはC言語を使う。 毎回,PCでのプログラム作成を行い提出をする. この講義は,情報理工学科のカリキュラムポリシーの4「社会に存在する情報をコンテンツとして生成・活用・蓄積・流通させることに関連する諸技術を体系的に理解するため,工学的基礎的科目から社会学的視点も取り入れた応用科目を通じて,最先端情報技術の利活用と創出を担う人材育成に必要な能力を修得させる」科目に相当する.

目標

・プログラムを作成し,実行するまでの作業を理解する. ・コンピュータに行わせたい仕事を処理する手順を考え,それをプログラムの基本概念を組み合わせて記述できること. ・記述したプログラムの誤りを見つけ修正できるようになること. ・C言語の文法を理解し,プログラムを書くことができるようになること. 情報理工学科のディプロマポリシーの4に掲げる「IoT,人工知能,データベース,ソフトウェア工学等の情報の生成・活用・蓄積・流通に関わる基礎技術を理解し,最先端情報技術を利活用・創出できる能力」を身につける.

授業外の学習

【予習】(60分) ・テキストの内容に目を通して,どのような内容かを把握しておく(20分). ・プログラム例を入力実行する(40分). 【復習】(130分) ・演習時間に教員・TAの手助けを得て作成したプログラムを復習し,自分の力で作れるようにしておく(30分). ・指定された課題のプログラムを作成する(100分). 個々人の理解度により必要な時間は異なる.

所要時間: 190分

スケジュール

  1. 以下の内容を予定している.進度により前後する場合がある. 簡単なC言語プログラムを動かす プログラムの記述から,コンパイル,実行まで
  2. 四則演算・変数と型・代入文
  3. 条件分岐 IF文の基本 : 主に1つの条件での分岐
  4. 条件分岐 IF文の演習 : andやorを用いて複数条件を組み合わせた分岐
  5. 繰り返し処理 For文の基本 : 合計や平均を求める
  6. 繰り返し処理 For文の演習1 : 最大値,最小値を求める
  7. 繰り返し処理 For文の演習2 : 個数を数える
  8. 理解度の確認(進度により日程が変更になる場合がある)
  9. 配列1: 1次元配列の解説と演習
  10. 配列2: 1次元配列の演習
  11. 配列3: 2次元配列の解説と演習
  12. 配列4: 1次元配列,2次元配列 配列を利用して,合計,平均値,最大値,最小値,個数などを求める
  13. 関数1:組み込み関数の利用 : sin, cos, sqrt関数
  14. 関数2:関数を自分で作成する

教科書

Moodle,Webを使ってテキストを提示する.

    参考書

    書籍情報はありません。

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