地学実験
理工学部 - 機能創造理工学科
SEA80020
コース情報
担当教員: 本田 豊也
単位数: 1
年度: 2024
学期: 2Q集中
曜限: その他
形式: 対面授業+オンライン授業(オンデマンド授業,同時双方向型授業(Zoomなど)) /Alternating face-to-face & A
レベル: 100
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 可
評価方法
出席状況
30%
授業参加
20%
レポート
20%
その他
実施される各実験の成果や報告書を対象に評価する。
30%
詳細情報
概要
カリキュラム・ポリシーに基づき,一般教養としての地球科学に関する知識を修得するため,実験・実習を通した学修を行う。講義内容は,地球科学のうち地質と地形に関する内容を中心に実施される。講義日程は,夏期(8月)に5日間集中して行われ,そのうち,2日目と5日目午前は野外実習(地学巡検)を実施する。 本講義は実験科目である。そのため,授業は新型コロナ感染症の感染予防を徹底した上で対面授業で実施することを基本とするが,3日目はオンデマンド授業を実施する。
目標
ディプロマ・ポリシーである「自然科学分野などの理工学の基礎を学ぶことにより,科学・技術の諸問題に対応する幅広い能力」に関して,一般教養としての地球科学に関する基礎知識を実験・実習を通して修得することを目的とする。加えて,野外実習では地質学における調査方法,調査結果の記録方法・分析方法の修得も目標とする。
授業外の学習
1)実施した各実験の総括は,各自で授業時間外に行う。 2)野外実習場所の地形的・地質的特徴を事前に調べてから,野外実習に参加する。
所要時間: 120分
スケジュール
- 【1日目午前】イントロダクション 以下は予定である。新型コロナ感染症の感染予防等を講じる結果,実験内容を変更したり,災害等により野外実習地域が急遽変更されたりすることはあり得る。
- 【1日目午前】鉱物に関する実験①(鉱物の色)
- 【1日目午前】鉱物に関する実験②(へき開の観察)
- 【1日目午後】堆積岩に関する実験(粒度見本の作製)
- 【1日目午後】化石に関する実験①(レプリカ製作)
- 【1日目午後】野外実習(地学巡検)の概要説明
- 【1日目午後】オンデマンド授業の概要説明
- 【2日目】地学巡検1(地層・堆積構造の観察,堆積岩の分類,地形図の判読) 場所:神奈川県城ヶ島(状況等により変更の可能性あり) 注意:現地集合・現地解散で交通費は各自負担となります。 天気によっては2日目と3日目の内容を入れ替える可能性あり。
- 【3日目(オンデマンド授業)】地学巡検1のデータ処理 ※岩石・鉱物・化石に関する実験の追加実験を行う可能性あり
- 【4日目午前】地学巡検1で収集したデータの解説と作図
- 【4日目午後】化石に関する実験②(化石の内部構造の観察)
- 【4日目午後】火山に関する実験(火山の噴火様式の再現実験)
- 【5日目午前】地学巡検2(地形の観察,台地と低地の理解,地形図の判読) 場所:東京都港区(状況等により変更の可能性あり) 注意:現地集合・現地解散で交通費は各自負担となります。 天気によっては3日目と4日目の内容を入れ替える可能性あり。
- 【5日目午後】地学巡検1で収集したデータを用いて地形解析
- 【5日目午後】地形図の判読
教科書
教科書は使用しない。 授業・実験で用いる資料等は教員側が準備し,配布する。
参考書
書籍情報はありません。