光エレクトロニクスII

概要

ディスプレイや白色LED照明,太陽電池,光ファイバー通信,光センサーなどの光エレクトロニクス技術は現代社会を支える基本技術となっている。本講義では,これら光エレクトロニクス技術について具体例を示し,その社会的役割や産業としての位置付け,システム構成と動作原理,その要素技術である光デバイスや物理現象について講義する。最新の光エレクトロニクス研究における話題も紹介する。 機能創造理理工学科のカリキュラム・ポリシーに基づき,「電気・電子工学や物理学における材料,デバイス,エネルギ,システムに関する知識」を提供する。

目標

太陽光発電,照明,ディスプレイなどの具体的な光エレクトロニクスシステムに関する基礎技術と実社会での利用状況や社会的役割などについて理解し,自分の言葉で説明できるようになることを目標とする。 機能創造理工学科のディプロマ・ポリシーに基づき,「エネルギーの創出と利用」,「物質の理解と材料・デバイスの創成」,「ものづくりとシステムの創造」 の切り口で電気・電子工学を学び,独創的技術の開発に貢献する能力の育成を目指す。

授業外の学習

毎回の講義に対する復習を行うこと。 【重要】文部科学省令「大学設置基準」では,講義・演習科目は「授業外の学習時間を45時間以上必要とする」ことが前提となっているので,相応の時間外学習が必要であることを認識すること。

所要時間: 190分以上