光エレクトロニクスI

理工学部 - 機能創造理工学科

SEA68100

コース情報

担当教員: 菊池 昭彦

単位数: 1

年度: 2024

学期: 3クォーター

曜限: 火2

形式: 対面授業

レベル: 300

アクティブラーニング: あり

他学部履修:

評価方法

出席状況

10%

授業参加

5%

リアクションペーパー

5%

定期試験

定期試験期間中

70%

小テスト等

10%

その他

各評価基準の割合はおよその目安である。

0%

詳細情報

概要

ディスプレイやLED照明,太陽電池,光ファイバー通信,光センサーなどの光エレクトロニクス技術は現代社会を支える基本技術となっている。本講義では,これら光エレクトロニクス技術全般に対する概要,基礎となる光学や半導体,光と半導体の相互作用などについて学ぶ。後半では光ディスクシステムなどの具体例を用いて,その社会的役割や産業としての位置付け,システム構成と動作原理などについて紹介する。講義で取り上げる具体例は,状況に応じて適時変更される場合がある。 実社会において物理学や電気・電子工学を駆使して応用展開された光エレクトロニクスを学ぶことにより,機能創造理工学科のカリキュラム・ポリシーに沿った学際的力の修得を狙う。

目標

光ディスクや太陽光発電,照明,ディスプレイなどの光エレクトロニクスシステムの基礎となる光学や半導体工学の基礎を理解し,実社会で使用されている光の量や単位,光デバイスの動作原理などについて自分の言葉で説明できるようになることを目標とする。 機能創造理工学科のディプロマ・ポリシーに基づき,「エネルギーの創出と利用」,「物質の理解と材料・デバイスの創成」,「ものづくりとシステムの創造」 の切り口で電気・電子工学を学び,独創的技術の開発に貢献する能力の育成を目指す。

授業外の学習

毎回の講義に対する復習を行うこと。 【重要】文部科学省令「大学設置基準」では,講義・演習科目は「授業外の学習時間を45時間以上必要とする」ことが前提となっているので,相応の時間外学習が必要であることを認識すること。

所要時間: 190分以上

スケジュール

  1. ガイダンス・光エレクトロニクス概説
  2. 光の基礎(光の歴史,光の量と単位,光の性質)
  3. 半導体の基礎(エネルギーバンドの概念)
  4. 光と半導体の基礎(光と物質の相互作用)
  5. 光ディスクシステム(歴史と基礎技術)
  6. 光ディスクシステム(情報を記録する技術)
  7. 光センサー・撮像素子(受光素子を用いたシステム)

教科書

講義資料をMoodleで配布する。

    参考書

    書籍情報はありません。

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