電気機器学
理工学部 - 機能創造理工学科
SEA65700
コース情報
担当教員: 谷貝 剛
単位数: 2
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 水2
形式: 対面授業
レベル: 300
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
10%
リアクションペーパー
30%
授業内期末試験
授業期間中
60%
詳細情報
概要
機械エネルギーと電気エネルギーの変換は,自然界から有用なエネルギーを取り出して目的とする用途に供給する目的で行われる。それが技術的に容易であるかどうか,および高効率や環境負荷が小さいといった変換の性能は,そのエネルギーの価値を左右する重要なファクターとなる。本講義では,機械ー電気エネルギー変換の基本である回転機や静止機の原理,特性について学び,技術文明社会を支えてきた電磁エネルギー変換の基礎の習得,実社会において電気・電子工学を駆使して応用・展開する学際的な力を修得する。
目標
回転機および静止機の基本特性を理解し,機械ー電気エネルギー変換に関する知識の習得を目指す。さらに演習を通じて独創的技術の開発に貢献する応用力を養う事を最終目標とする。
授業外の学習
電磁気学I, 及び電磁気学IIA,電気回路学の内容に習熟している必要があり,授業の前の予習として,これら基礎科目の復習に30分を要する。授業において簡単な演習を交えて解説するが,本質的な理解のためには,個人で演習問題を解き,復習することになる。 1回の授業で180分程度,場合によってはそれ以上の復習が必須である。
所要時間: 210
スケジュール
- ガイダンス・授業概要
- 電気機器材料と機器の効率
- 変圧器 理想変圧器と実際の変圧器
- 変圧器 特性と構造
- 変圧器 結線,変圧器の種類
- 誘導機 回転原理と構造
- 誘導機 等価回路と特性
- 誘導機 始動・制動および速度の制御方法 単相誘導電動機
- 同期機 原理と種類
- 同期機 誘導起電力・電機子反作用
- 同期機 等価回路の特性の解析,並列運転
- 同期電動機 等価回路と特性
- 直流機の原理と特性
- 期末試験
教科書
授業時に提示する
電気機器学
著者: 持永 芳文,蓮池 公紀
出版社: コロナ社2014
参考書
書籍情報はありません。