振動工学

理工学部 - 機能創造理工学科

SEA63700

コース情報

担当教員: 大石 久己

単位数: 2

年度: 2024

学期: 秋学期

曜限: 木2

形式: 対面授業

レベル: 300

アクティブラーニング: なし

他学部履修: 不可

評価方法

リアクションペーパー

20%

レポート

10%

定期試験

定期試験期間中

35%

中間試験

授業期間中

35%

詳細情報

概要

カリキュラム・ポリシーである「ものづくりとシステムの創造」に関して振動工学の考えを駆使して応用・展開できる能力を修得することを目的に,振動工学の基礎から応用までを講義する. ・授業は 対面で実施する.教材の提示や課題提出は授業内を基本とするが,状況により,Moodleの利用を検討する.詳しくは,初回授業で説明する. Loyola「授業掲示板」を確認し,指示があった場合は,Moodleでのコース登録を行うこと.履修登録とは連動していないので,各自で別途登録が必要である. ・授業については Loyola「授業掲示板」で別途指示する場合があるので,確認すること.

目標

振動工学を体系的に学ぶことにより,ディプロマ・ポリシーである「ものづくりとシステムの創造」に関して振動工学を技術的に応用展開する能力の修得を目標とする.

授業外の学習

【復習】(所要時間:各回 110 分程度) 配付資料,教科書,授業中のメモなどと,毎回のリアクションペーパーを利用し,講義内容を再確認し,ノートを整理する.また,その結果に基づいてリアクションペーパーをまとめ,提出する.また,不明な点を確認し,次回授業はじめの前回授業の振り返りのときに質問し,理解を確実なものにする. 【予習】(所要時間:各回 80 分程度) 次回授業の内容を確認し,配付資料と教科書などの内容を予習し,不明な点を整理しておく.

所要時間: 190 分

スケジュール

  1. Introduction
  2. 1自由度系の自由振動(1)-減衰のない自由振動=固有振動
  3. 1自由度系の自由振動(2)-粘性減衰を有する自由振動
  4. 1自由度系の強制振動(1)-調和入力に対する定常応答
  5. 1自由度系の強制振動(2)-強制振動の特性と解法
  6. 1自由度系の強制振動(3)-任意入力に対する応答
  7. 授業のまとめと演習(前半の授業内容を確認し,演習を行う)
  8. 2自由度系の振動
  9. 振動の絶縁と制振
  10. 多自由度系の振動
  11. 連続体の振動(1)-弦の振動,棒の縦振動・ねじり振動,気柱の振動
  12. 連続体の振動(2)-はりの曲げ振動
  13. 非線形振動
  14. 振動のシミュレーション
  15. 授業のまとめと演習(後半の授業内容を確認し,演習を行う)

教科書

下記の教科書と配付資料に従って授業を行う.

  • 基礎と応用 機械力学(第7章,第9章)

    著者: 清水信行他

    出版社: 共立出版

参考書

  • 機械力学

    著者: 吉沢正紹他

    出版社: 朝倉書店

  • 機械力学 機構・運動・力学

    著者: 三浦宏文他

    出版社: 朝倉書店

  • 基礎振動工学(第2版)

    著者: 横山 隆他

    出版社: 共立出版

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