発電・送電工学

概要

本授業は，電気・電子工学の体系的理解の中で，エネルギーの創出と利用に関する内容であり，新たな物理的価値観の獲得や機能の創造に貢献できる能力を養成する。 具体的には，電気エネルギーの送電について，配電や変電を含めた基礎的な事項から電力伝送の考え方などを説明する。そして電力伝送の発展的な講義である「電力系統工学」につなげる。電力伝送を理解するためには，本講義と「電力系統工学」の両方を受講するのが望ましい。 また，電気エネルギーの発生について，火力発電・原子力発電・水力発電・新エネルギーなどを解説する。

目標

電気エネルギーに関する送電と発電を中心にしつつ配電と変電も含め，それらの全体像を把握し，学修した内容を理論・技術的に応用展開することにより，科学・技術の諸問題を解決する力を身につけ，独創的な研究を推進し，科学・技術のさらなる発展へ貢献する能力を身に付けることが出来るようになる。

授業外の学習

毎回の授業前後には以下の学習(合計190分)を行うことが求められる。 ・授業資料を用いて内容を復習する(70分) ・レポート課題やリアクションペーパーに取り組み，ムードルに提出する(120分)

所要時間: 190分