量子力学1
理工学部 - 機能創造理工学科
SEA51600
コース情報
担当教員: 高柳 和雄
単位数: 2
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 月2
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
10%
定期試験
定期試験期間中
50%
中間試験
授業期間中
40%
詳細情報
概要
シュレーディンガー方程式に基づいた量子力学の枠組みを学んだ後,1次元空間での様々な量子系を考えることにより,量子力学的視点を身につける。 機能創造理工学科のカリキュラム・ポリシーに基づき,「機械工学,電気・電子工学,物理学における材料,デバイス,エネルギ,機械,システムに関する知識」を修得する。
目標
量子力学の基本的な事項を理解し,量子力学に基づいた考え方ができるようになることを目的とする。 機能創造理工学科のディプロマ・ポリシーに基づき「科学・技術に関する確固たる基礎知識」を獲得する。
授業外の学習
講義の詳しい資料がLoyolaにアップロードされているので,基本的にはそれを使って予習復習を行う。講義1回分に対する予習は1時間,復習は3時間程度が目安。
所要時間: 講義1回あたり240分
スケジュール
- Schroedinger方程式-1(発見的考察)
- Schroedinger方程式-2(発見的導出)
- Schroedinger方程式-3(方程式の性質)
- 次元の量子系-1(一般論)
- 次元の量子系-2(井戸型ポテンシャル)
- 次元の量子系-3(井戸型ポテンシャル)
- 次元の量子系-4(トンネル効果)
- 量子力学の体系-1(物理量とエルミート演算子)
- 量子力学の体系-2(期待値と固有値)
- 量子力学の体系-3(期待値と固有値)
- 量子力学の体系-4(状態ベクトルの考え方)
- 量子力学の体系-5(表示)
- 次元の量子系での考察-1(定常状態)
- 次元の量子系での考察-2(非定常状態)
教科書
大まかに以下の教科書の内容を標準とするが,教科書そのものにはこだわらない。実際の講義の詳しい資料はLoyolaにアップロードする。
量子力学II
著者: 清水清孝
出版社: 産業図書,1996年
参考書
必要に応じて講義中に説明する。