機械創造工学実験*
理工学部 - 機能創造理工学科
SEA50800
コース情報
担当教員: 一柳 満久
単位数: 1
年度: 2024
学期: 春学期
曜限: 木3, 木4
形式: 対面授業+オンライン授業(オンデマンド授業,同時双方向型授業(Zoomなど)) /Alternating face-to-face & A
レベル: 300
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
出席状況
授業参加
レポート
その他
本科目は,実験ごとに,出席状況,授業参加,レポート提出(宿題の提出も含む)を評価し,一つでも満たさない場合,当該実験の評価を0とする.加えて,実験への遅刻,およびレポートの遅れ提出は,成績評価を下げる可能性がある.正当な理由がある遅刻に対しては,実験担当教員の判断により,当該日の実験参加を認めず,補講へ変更となる可能性がある.一方,正当な理由が無い遅刻に対しては,実験担当教員の判断により,当該日の実験参加を認めず,当該実験の評価を0とする.なお,原則として,正当な理由がある遅刻であったとしても,実験開始前に,実験担当教員および主担当への連絡がなければ,正当な理由の無い遅刻と見なす.
詳細情報
概要
機械工学分野における先進的な実験手法や解析手法を応用した実験を実施する.実験の遂行に当たり,機能創造理工学科の講義科目を通じて得た知識を縦横に駆使し,自ら工夫して実験を行うことを必要とし,将来,自立した研究開発を行うために必要な実践的問題解決能力の習得を目的とする.具体的な実験課題として,材料力学,機械力学,熱工学,精密工学,制御工学,材料科学などに関連した課題を取り上げる.本科目は,学科のカリキュラム・ポリシーである「実験科目を通して機械工学分野の体系的な修得」に寄与する.また,本科目は,各自で実験と解析を行って頂く実習形式のアクティブ・ラーニングを取り入れている.
目標
(1) 先進的な実験手法や解析手法を応用した実験を行うことにより,機械工学分野における研究開発を行うために必要な実践的問題解決能力を修得する. (2) 本科目は,学科のディプロマ・ポリシーである「実験科目を通して機械工学分野の体系的な修得し,独創的技術の開発に貢献する能力」の基礎を修得することを目標とする.
授業外の学習
毎回の授業ごとに,以下の学習(合計300分)を行うことが求められる. 予習:配布資料を熟読し,実験に出席すること.ただし,予習が無い単元もある.(30分) 復習:配布資料および実験内容を復習する.なお,実験後に残った疑問点については,配布資料を確認したり,担当教員に質問したりして解消を図る.(30分) 課題およびレポート:課題が課された単元では,課題の回答に取り組む.加えて,実験レポートの執筆に取り組む.(240分)
所要時間: 300分
スケジュール
- 材料力学分野の実験(1) FEMによる応力解析 ※以下の講義スケジュールは予定であり,授業の進捗状況により変更されることもある
- 材料力学分野の実験(2) ひずみゲージによる計測
- 材料力学分野の実験結果および考察をまとめてレポート提出
- 精密工学分野の実験(1) 工作機械のNC(数値制御)プログラミング
- 精密工学分野の実験(2) CAMシステムを用いた精密加工
- 精密工学分野の実験結果および考察をまとめてレポート提出
- 制御工学分野の実験(1) 移動型ロボットの順運動学と逆運動学
- 制御工学分野の実験(2) 移動型ロボットのPI制御
- 制御工学分野の実験結果および考察をまとめてレポート提出
- 材料科学分野の実験(1) 金属材料の熱処理と状態図
- 材料科学分野の実験(2) 金属材料の熱処理と微細構造
- 機械力学分野の実験(1) 接触現象のプログラム理解と定式化
- 機械力学分野の実験(2) 接触判定のプログラム作成と分析方法のまとめ方
- 材料科学,機械力学分野の実験結果および考察をまとめてレポート提出
教科書
使用しない
参考書
使用しない