電気電子工学実験I*
理工学部 - 機能創造理工学科
SEA50200
コース情報
担当教員: 野村 一郎
単位数: 1
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 木3, 木4
形式: 対面授業+オンライン授業(オンデマンド授業,同時双方向型授業(Zoomなど)) /Alternating face-to-face & A
レベル: 200
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 不可
評価方法
その他
実験やガイダンス,またレポート指導等への出席及び参加状況,更にレポートの内容により総合的に評価する。レポートは締切までに必ず提出すること。レポートの提出が遅れた場合は,その理由により,当該課題の減点や不合格,またこの授業自体が不合格となることがある。
詳細情報
概要
本科目は,2年次において電気電子工学に関する基礎的な項目を体験的に学ぶものである。体系的な電気電子工学の理解に必要な科目であり,3年次の「電気電子工学実験II」や「電気電子工学実験III」に続いていく重要な基礎科目である。具体的な実験課題は,下記の講義スケジュールに示した通りである。実験では,4名(±1名)を基本とした班を構成し,教員及びTAの指導やアドバイスを得つつ,自主的に課題を遂行する。実験を始める時には,各課題毎の実験指導書に基づいた予習が求められ,実験後にはデータ処理やレポート作成を実施する。体験することが重要であるので,出席を重視する。レポートの書き方に関する指導も行う予定である。本講義は,カリキュラム・ポリシーである「実験を通して,電気・電子工学を体系的に修得することで,新たな物理的価値観の獲得や機能の創造に貢献できる能力を養成する」ことを念頭に置いて構成されている。尚,本科目は英語コースの "Green Engineering Lab 3" との合併科目である。 この授業ではMoodleを用いて教材の配布やレポートの受理を行うので,授業受講にあたってはMoodleでコースの登録を済ませておくこと。履修登録とは連動していないので,各自で別途登録が必要である。また,日頃からMoodleの掲示に注意し,指示に従うこと。 ガイダンス等の情報は初回授業開始前までにLoyola「授業掲示板」に掲出するのでよく確認して置くこと。初回授業以降については各課題の担当教員の指示に従うこと。
目標
以下の項目を習得することにより,電気電子工学の確固たる基礎知識及び実践的な実験技術を身につけることが目標である。 ・電気電子工学に関連する講義の内容と実験内容とを結びつけ,より深く理論を理解する能力 ・班のメンバーで協力しあい,自主的に実験を進める能力 ・実験,特に計測装置の取り扱い ・実験データの処理方法 ・実験レポートの書き方 本講義では,一連の実験課題の遂行及び関連する学習や作業を通して,ディプロマ・ポリシーである「電気・電子工学を体系的に学ぶことにより,新たな物理的価値観の獲得や機能の創造に貢献する能力を養う」ことを目指している。
授業外の学習
【予習】 ・実験指導書を事前にMoodleからダウンロードして予習を行い,PCやグラフ用紙等,持ってくるべきものがあれば用意しておく。(1時間/回) 【復習】 ・実験データの処理を行う。課題終了時だけでなく,2週課題の1週目が終わった際も適宜実施する。(1時間/回) ・実験結果についてよく考察を行い,レポートを作成して,締切までに提出する。(2時間/回)
所要時間: 4時間
スケジュール
- ガイダンス,注意事項の説明 (以下の授業計画は班によって順序が異なる)
- レポートの作成方法の指導
- 実験内容に即した基礎講義
- 測定誤差とその取扱い
- 回路の諸定理
- マイコン制御プログラミング入門(基礎)
- マイコン制御プログラミング入門(応用)
- 静電界(基礎)
- 静電界(応用)
- 磁性体の特性と電磁誘導(基礎)
- 磁性体の特性と電磁誘導(応用)
- 交流回路と過渡現象(基礎)
- 交流回路と過渡現象(実践)
- 電気電子工学実験に関する総合的な課題
教科書
Moodle上で各課題毎の実験指導書や関連資料を配布する。
参考書
書籍情報はありません。