物理学実験演習I*
理工学部 - 機能創造理工学科
SEA50110
コース情報
担当教員: 欅田 英之
単位数: 1
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 木3, 木4
形式: 対面授業
レベル: 200
アクティブラーニング: なし
他学部履修: 不可
評価方法
その他
評価の基本的な割合は出席40%,レポート60%とする。ただし,レポートの未提出がある場合には,基本的にこの科目を不合格とする。 また,全ての課題でレポートを提出した場合でも,それぞれの課題での条件を満たしていない場合には不合格となる可能性がある。 なお,初回のガイダンスで実験の進め方や班分け等を説明する。ガイダンスの欠席は原則として本科目を履修する意思がないとみなす。
100%
詳細情報
概要
この科目ではカリキュラムポリシーにある「実験・演習科目を通して,物理学,機械工学,電気・電子工学分野の中から希望の分野を選択し,それぞれの分野をより体系的に修得」することに対応した科目であり,物理学をより深く学ぶことを目的とする。 具体的にはグループに分かれて以下の実験を二週ずつ行う。 1.ホール効果 2.熱電対 3.偏光 4.電気抵抗の温度変化 5.比熱の温度変化 6.デジタル回路
目標
物理学を体系的に理解するための基礎として,実験を通して物理学の考え方や,装置の扱い方になれる。
授業外の学習
時間内に課題を終わらせるためには,予習が必要である。(一回当たり60分) また,各課題の翌週にレポートの提出を行う。(一回当たり120分) なお,レポートの書式や書くべき内容は課題ごとに異なる。各課題の担当教員の説明をよく理解したうえでレポートを作成すること。
所要時間: 180分
スケジュール
- ガイダンス 実験を行う際の注意 レポート作成の心構えについて なお,以下で示す各課題はグループごとに順番を変えて行う
- ホール効果 磁場測定,ホール電圧測定
- ホール効果 抵抗電圧測定,ホール係数,移動度,キャリア密度の算出
- 熱電対 熱電対を用いた温度測定
- 熱電対 熱電対による金属の冷却曲線の測定
- 偏光 偏光板と波長坂
- 偏光 ブリュースター角
- 電気抵抗の温度変化 金属の電気抵抗
- 電気抵抗の温度変化 半導体の電気抵抗
- .比熱の温度変化 銅の比熱の温度変化の測定
- 比熱の温度変化 アルミニウムの比熱の温度変化の測定
- デジタル回路 NOTゲート,ANDゲート,ORゲート,NANDゲート
- デジタル回路 フリップフロップ回路の作製
- レポートの作成
教科書
それぞれの課題ごとにテキストを指定のアドレスからダウンロードする。詳細は初回に説明する。
参考書
書籍情報はありません。