卒業研究I
理工学部 - 機能創造理工学科
SEA40301
コース情報
担当教員: 一柳 満久
単位数: 1
年度: 2024
学期: 秋学期
曜限: 木2
形式: 対面授業
レベル: 400
アクティブラーニング: あり
他学部履修: 不可
評価方法
その他
研究活動への参加状況,研究進捗状況等で総合的に評価する.
詳細情報
概要
卒業研究に必要な基礎知識を得るために,関連するテキストを輪講形式で発表し,内容について議論する.また,教員の指導を受けながら研究(実験または演習を含む)を遂⾏し,その成果について研究発表を⾏う.その過程を通じて,学科のカリキュラム・ポリシーである「先端分野を理解するとともに,成果発表を行い,研究者としての素養を修得し,学修した内容を理論・技術的に応用展開する能力」を修得することを目的とする.卒業研究Iでは,卒業研究IIに向けた知識を修得すること,および研究を遂行し進捗を発表することを⽬的とする.本科⽬は,各⾃に輪読,実験,演習を⾏って頂き,その結果についてプレゼンテーションおよびディスカッションする形式のアクティブ・ラーニングを取り⼊れている.
目標
熱工学の研究を遂行していく上で必要な基礎(熱工学・計測技術・数値流体⼒学)を学び,研究の進展に役立たせる.自分の研究に直接役立たせることができなくても,関連する分野の基礎知識として,与えられたテキストの70% 程度を理解することを目標とする.また,研究の進捗状況を報告・議論し,より⾼いレベルの研究成果を挙げることを⽬標とする.その過程を通じて,学科のディプロマ・ポリシーである「科学・技術の諸問題を解決する力を身につけ,独創的な研究を推進し,科学・技術のさらなる発展へ貢献する能力」を修得することを目的とする.
授業外の学習
毎回の授業ごとに,以下の学習(合計400分)を行うことが求められる. 予習:輪読用のテキストを事前に読み,スライドに要点をまとめる.(200分) 実験または数値計算:各人の研究テーマに沿って,実験または数値計算を実施する.その結果をスライドにまとめる.(200分)
所要時間: 400分
スケジュール
- 熱工学の輪講(1) 速度測定技術の報告および研究進捗発表 実験または演習の準備を実施 ※以下の講義スケジュールは予定であり,授業の進捗状況により変更されることもある
- 熱工学の輪講(2) 温度・圧力測定技術の報告および研究進捗発表 実験または演習の準備を実施
- 熱工学の輪講(3) 粒子径測定技術の報告および研究進捗発表 実験または演習を実施
- 熱工学の輪講(4) エンジン構造の報告および研究進捗発表 実験または演習を実施
- 熱工学の輪講(5) エンジンの作動に関する特性の報告および研究進捗発表 実験または演習を実施
- 熱工学の輪講(6) エンジンの燃焼方式および排出ガス特性の報告および研究進捗発表 実験または演習を実施
- 熱工学の輪講(7) エンジンの過給方式の特徴の報告および研究進捗発表 実験または演習を実施
- 熱工学の輪講(8) エンジンの燃料と潤滑油の特性の報告および研究進捗発表 実験または演習を実施
- 熱工学の輪講(9) エンジンの評価法の報告および研究進捗発表 実験または演習を実施
- 熱工学の輪講(10) 乱流による輸送現象の報告および研究進捗発表 実験または演習を実施
- 熱工学の輪講(11) 乱流による運動量および熱の輸送の報告および研究進捗発表 実験または演習を実施
- 熱工学の輪講(12) 乱流のスペクトル解析の報告および研究進捗発表 実験または演習を実施
- 熱工学の輪講(13) 数値流体力学の基礎の報告および研究進捗発表 実験または演習を実施
- 熱工学の輪講(14) 数値流体力学のモデル・解法の報告および研究進捗発表 実験または演習を実施
教科書
指導教員の指示に従う
参考書
指導教員の指示に従う